2006-01-01から1年間の記事一覧

一つでも多くの喜びを

今日で今年のこの日記の最終日。毎年やってますけど、今年も、この1年間にあった出来事、インプットの中から、3つ選んでシメにしたいと思います。自分の舞台に対する視野が格段に広がった、埼玉オペラ協議会の「カルメン」とか、我々夫婦、特に女房の、歌…

子供の手遊び

子供、特に女の子、というのは、いわゆる「手遊び」で遊ぶことが多いんでしょうか。娘はしょっちゅう、「パパ、『おちゃらか』やろうよ」なんて、パパを手遊びに誘います。このヴァリエーションがどんどん増えていて、パパは全然追いつけない。どんなのがあ…

「のだめカンタービレ」〜形から入ること〜

「のだめカンタービレ」完結しましたねぇ。岩松了さんと宮崎美子さんののだめ両親ぶりも笑えたけど、なんと言っても、ラストコンサートがサントリー・ホールだってのがかっこよかったなぁ。なんか、日本のクラシック音楽界が総力を挙げてサポートしている番…

色んなことを思い出す

先週の後半は、ちょっとばたばたしていたので、日記の更新が滞ってしまいました。とりあえず、ざっと概観。木曜日、娘の小学校で「クリスマス祝会」がある、というので、午前中会社を休んで見に行きました。娘の小学校には、学芸会とか、文化祭、といったも…

自分の子供を客観的に見ること

昨夜、女房と、先日女房がすごく違和感を感じた話をしていました。小学校3年生の子供さんを持っているお母さんとお話をする機会があって、子供さんの学力の話とか、受験対策とか、色々と相談に乗っていたらしいんだけど、すごく不思議な気分になっちゃった…

無名性とモラル

昨夜、女房と、最近話題の給食費不払い問題の話をしていた。ヘンな話だよねぇ、と言い合っていたら、女房が、「給食の時間に、子供に『いただきます』と言わせないでほしい」っていう親がいるんだって」という話をする。なんだそれ?、と聞いてみたら、「給…

新宿オペレッタ劇場「小公爵」〜先を読むこと、周りを見ること〜

週末、新宿オペレッタ劇場「小公爵」の練習に参加。お小姓役と合唱補助で参加されている福留和大さん、オカマの家庭教師、フリムース役の柳さん、修道院の先生、ディアーヌ役の北澤幸さんも参加され、同じくお小姓役の中原さんも加わって、どんどん舞台の全…

何の役に立つんですか?

自宅PCと同じタイミングで、会社のPCも新しい端末に変わりました。先日の日記にLuther Osakeさんが書いてたように、家電ってのは壊れない、という印象があるけど、PCってのは「取り替えて当たり前」という感覚があるね。これだけ日進月歩で新しい機能を…

ついに

我が家の洗濯機、ドラム式で乾燥までできるやつが欲しい、という女房のリクエストにより、数年前に購入したのですが、どうも最近調子が悪い。洗剤投入口のトレイが変形してしまって、こつを知っている女房以外の人間が洗剤を入れようとすると二度と再び収納…

母音って大事なんですねぇ。

金曜日、新宿オペレッタ劇場の練習に。ソリストの中原和人さんが合唱練習に付き合ってくださる。中原さんはソロ部分の他に、私と同じ合唱のバリトンパートを補助してくださることになっています。後ろからすごくいい声が聞こえてくると、自分も上手になった…

「丘の上の向日葵」〜中年男の夢、中年女の現〜

昨夜、自宅PCのメール環境を整備終了。光Oneの導入はまた後日になりますが、これでネット環境は完全復活です。DIONの24時間サポートのカスタマーセンターのお兄さんがとても親切で丁寧だったのでいい気になって、ついでに私の個人メールアドレスまで新たに…

産地直送

我が家は、夫婦の実家がそれぞれ遠方にあります。年末年始やお盆の帰省は大変だし、何かあったときのお手伝いとかも期待できないし、色々とデメリットももちろんあるのだけど、うれしいこともたくさんある。その一つが、田舎のいろんな産物を直送で送ってき…

「ひまわりの祝祭」〜ピカレスク・ロマン・ハードボイルド〜 「花も刀も」〜空回りする純情〜

先日、rangelさんが薦めてくれた、藤原伊織さんの「ひまわりの祝祭」を読了。先日の日記で取り上げた「てのひらの闇」同様、くたびれた中年男が主人公。しかもこれが無類の甘党。しかしこれが、かつて天才といわれた画家で、射撃の名手でギャンブルの天才、…

「のだめカンタービレ」、盛り上がってきたねぇ

毎週女房と欠かさずチェックしている「のだめカンタービレ」、昨夜の回はずいぶん盛り上がったなぁ。ブラームスの1番という楽曲のテーマと、それぞれの登場人物が、将来への苦悩や不安を克服していく過程をシンクロさせていく構成の妙。のだめがブラ1に感…

「かわいい」・中国雑技団・浅田真央・久しぶりの逆上がり・我が家のIT環境

週末の出来事を例によって日記風に。金曜日の夜、新宿オペレッタ劇場の練習に行く。少しだけだけど立ち稽古が始まりました。今回の主役カップル、テノールの猪村浩之さんと、ソプラノの赤池優さんの二重唱をかぶりつきで見る。赤池さんのキュートさはこの日…

プラネタリウムって、いいもんだねぇ。

先週の日曜日、女房の留守中に、府中郷土の森博物館のプラネタリウムに、娘と一緒に行ってきました。以下、この日の様子を日記風に。朝、少し早起きをして、娘と二人してサンドイッチを作る。プラネタリウムに行く前に、公園の芝生でピクニックしよう、とい…

「紅い花」〜つげ義春の叙情〜

自宅のPCが完全に死に絶えてしまいました。立ち上げようとすると、ガガガガガという嫌な音とともに、ハードディスクが完全に止まってしまう。この週末に新しいPCを買って、なんとか12月中には復活したいと思いますが、色々と関係の皆様にはご迷惑をおかけ…

「利口な女狐の物語」〜演出にアイデア賞〜

週末、合唱コンクールの全国大会で熊本にでかけた女房の留守中、娘と二人で色々と活動しておりました。以下に列挙。・日生劇場の「利口な女狐の物語」を娘と二人で観劇。 ・夜、娘を寝かしつけてから、以前録画していた、佐々木昭一郎演出の「紅い花」を見る…

娘の料理

うちの女房は結構料理が好き。「工作してるみたいで楽しい」と本人は言っておりますが、好きこそものの上手なれ、ということなんでしょうか、ありあわせのものから手早く作るのも、パーティ用の見栄えのする料理を作るのもかなり得意です。料理のうまい女房…

ピューロランドにはまりつつある

今週末、合唱コンクールの全国大会に出かける女房の留守中、娘と、「ピューロランドに行こう」と言っておりました。ところが、どうしても、同じ日程で日生劇場で上演される「利口な女狐の物語」に行きたくなり、「ピューロランドを前倒しにしようよ」という…

「きもの」〜社会とひとの間にあるもの〜

幸田文さんを少し追いかけてみようと思って、2冊目に手をとったのが「きもの」。明治の知恵をきちんと受け継いだ幸田さんが書かれた「着物」の本、となれば、これは絶対面白いだろう、と期待。日ごろから和服に興味があるから、そういう観点でも楽しめるだ…

新宿トパーズ ファンタスティック・ショウⅢ〜継続ってすごい〜

ここのところ、しばらく日記の更新をさぼっていてすみません。仕事がむちゃくちゃ忙しくなってしまって、なかなか時間が取れなかったんです。幸田文さんの「きもの」の感想文も書きたいし、この週末また娘と行ってしまったピューロランドのことも書きたいの…

「その心の響き」演奏会〜地に足をつけて〜

12日の日曜日、大久保混声合唱団の高田三郎作品演奏会「その心の響き」をステマネとしてお手伝いしました。 - 指揮 辻裕久 ピアノ 辻志朗 合唱 大久保混声合唱団−深尾須磨子 詩 〜春から冬へ〜薄氷・夕立・みのり・囲炉裏 −イザヤの預言 −高野喜久雄 詩 ひ…

二期会オペラ公演「コジ・ファン・トゥッテ」〜明快な構造〜

週末、いろいろとインプットがあったので、ぼちぼちと書いていきます。・幸田文「きもの」を読了。やっぱりものすごくいい。 ・二期会オペラ公演「コジ・ファン・トゥッテ」を見る。いつ見ても幸福になるオペラ。 ・大久保混声合唱団「その心の響き」演奏会…

知り合いがTVに出たぞ

TVというメディアについて、この日記で、最近結構批判的なことを書いているのだけど、TVというメディアの影響力というのもやっぱり無視できない。だからTVというメディアは公平中立であるべきで、なんて固い話は今日はなしにして、今日は、知り合いがTVに出…

自宅のパソコンがまた不調です。ということで、携帯からメールで、初めて更新してみる。うまくいくかなぁ?

ストーリを作る力

昨日の「のだめカンタービレ」を見ていて、なんとなく、先日の、大学の同級生たちとの雑談を思い出しちゃいました。今日はその話。大学の同級生たちとの雑談の中で、「なんでオレたち、こんなに働いてるんだろうねぇ」という話になる。「オレたちが入社した…

週末ののんびり

3連休、また例によってのんびりとばたばたと過ごしました。週末、娘が熱を出して寝込んでしまったので、3日はなるべく家の周りで過ごす。娘の熱はすっかり下がって元気になったのですけど、無理はさせられない、ということで、外出してのお買い物はもっぱ…

年を取ったということか

昨夜、女房が、「最近のマスコミの報道姿勢って、ほんとにヘンだよねぇ」とぶつぶつ言っている。いじめが原因で自殺したと思われる中学二年生の女の子を巡って、いじめの存在をなかなか認めようとしなかった校長先生に対する非難が集中しています。「いじめ…

「台所のおと」〜凛としていて力みがない〜

幸田文さん、という方は、幸田露伴の娘、という認識しかなく、その著作に触れたことは一度もなかったのですが、先日、図書館で何気なく手に取った「台所のおと」がちょっと気になり、借り出してきました。昨日読了。凛とした生き方の筋が、すっと通っていて…