2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「遅れてる」って?

うちの娘の通っている小学校には、プールがありません。水泳の授業は、年に一度の臨海学校で、海で泳ぎを教わります。体育館もありません。ちょっと広めの講堂と、児童数の割には広い校庭があり、週に一度、全校生徒で近くの公園で思いっきり遊ぶ時間がある…

「ハルモニア」〜究極の音楽〜

篠田節子さんの作品は結構読んでます。「絹の変容」「夏の災厄」「カノン」あたりを読んだかな。基本的にホラー小説家、と思っているのだけど、その枠にはまらないジャンルレスの作家、という認識。先日、NHKの音楽番組に、黒田恭一さんや諏訪内晶子さまと一…

アマチュア団体の練習をナメちゃいけない

舞台なんぞに関わっていると、「今がチャンスだ」という瞬間とか、配役が回ってくることとかがあります。ここでしっかり自分をアピールできるか、ここできちんと自分の力を見せることができるか。それによって、今後の自分のポジションが決まってくる。そう…

健康診断

40過ぎたくらいから、会社の健康診断で、「医療機関での再検査が必要です」という値がたびたび出るようになりました。この夏に受けた健康診断でも、前立腺腫瘍マーカ(PSAってやつ)の値が「再検査が必要です」という値になって、会社の近くの診療所に行っ…

家庭菜園

先週、娘が、「家で野菜を作りたい」と言い出す。もともと我が家では、花壇にせよ庭木にせよ全然上手に世話ができていなくて、花壇の花も中々ちゃんと咲いてくれないし、裏庭に芝生を、と思っても雑草に負けてしまったり、と散々。土いじりにはゼッタイ的に…

「舞姫通信」〜NHKっぽいよね〜

重松清さん、という作家は、「その日のまえに」という本を偶然手にして、それで初めて知りました。ちょっとあざとさも感じるけど、うまい作家だな、という感想。もう1つ2つ読んでみるか、と思い、図書館で手に取ったのが、「舞姫通信」。「その日のまえに…

野生動物

少し前、TVを見ていたら、浅利慶太さんが出演して、劇団四季の成功についてインタビューを受けていた。インタビュアーが、「浅利さんの後継者が育っていない、というご意見がありますが」と水を向けると、浅利さんは、「僕らと同じような人間を育てようと…

「闘」〜背筋が伸びる小説〜

病院を舞台にした群像劇・・・というと、「病院へ行こう」というお茶らけた映画があったりしましたっけ。幸田文さんの「闘」は、気品あふれる文体と、結核という死病と闘う患者たちの壮絶な群像、という点で、お茶らけからは遠いところにありますけど、描か…

黒いマント

今日は、かなちゃんの幼稚園でバザーが開かれる日です。かなちゃんの幼稚園のバザーでは、幼稚園のお友達のおうちから、要らなくなったものが、品物として売りに出されます。でも、それだけではありません。幼稚園のお母さんたちが色々と工夫して作った、手…

子供には時々ぎょっとさせられる

いつも娘を寝かしつける時には、本を読んで聞かせたり、デタラメなお話を作って聞かせたりします。先日は、娘が、「『じぶんし』を作ろうよ」と言い出す。「じぶんし」?「自分で作った詩のことだよ」と娘は言う。「じゃあ、わたしからね。」といって、娘が…

ルチアーノさんが逝った

パバロッティさんの訃報に接して、なんだかものすごく寂しい気持ちになる。女房も、「なんだかすごくがっかりしちゃったよ・・・」と肩を落とす。71歳。奇しくも、辻正行先生が逝去されたのと同じ年齢。パバロッティさんのことを考えると、NHKのBSあたりで…

「依頼人」〜弁護士ってのはヤクザな商売で〜

昔、ある弁護士の友人が、こんなことを言っていたのを聞いたことがあります。「トラブル解決に、弁護士を使う手と、ヤクザを使う手があります。解決手段は、双方とも似たようなものです。暴力を使うか、法律を使うか、というのが違うだけ。でも、弁護士の方…

大久保混声合唱団創立50周年演奏会〜チーム力〜

週末、大久保混声合唱団の創立50周年記念演奏会を、ステージマネージャとしてお手伝い。強力な助っ人のおかげで、今までのどのステマネ仕事よりもストレスの少ない仕事になりました。今回の会場は、池袋の東京芸術劇場。音響的にはとても恵まれた素晴らし…