2022-01-01から1年間の記事一覧

2022年を振り返ってみれば~また新たな「出会い」を求めて参ります~

2022年も暮れてまいります。せっかくの年末なので、毎年このブログでやっている一年の振り返りをやってみようかな、と思います。 この一年の自分のインプットやアウトプットを思い出してみれば、コロナ禍から回復してきた舞台表現の現場に合わせて、推し活動…

歌が物語を綴る時~遠坂めぐさんの楽曲を中心に~

今日も、遠坂めぐさんを中心とした自分の推しの話題なので、遠坂めぐさんやさくら学院、BABYMETALに興味のない人は理解できない文章も結構出てくるかもしれないですけど、なるべく芸術に普遍的な話につなげていければ、と思っています。絶対とりとめなくなる…

@onefive SPOTLIGHT~僕らの希望~

今日は恵比寿ガーデン・ホールで開催されたonefiveのライブ、「SPOTLIGHT」に行ってきました。その感想を。「推しが武道館にいってくれたら死ぬ」(以下「推し武道」)の界隈の方のお話も聞けて、色んな意味でこのグループは、コロナ禍を超えた先にある僕ら…

アメリカン ソング ブック 〜アメリカの哀愁〜

10月3日の夜、東京室内歌劇場のコンサート「アメリカン・ソング・ブック」を聴きに、渋谷の伝承ホールに行ってきました。ウチの女房が企画、構成、演出を務めた演奏会。ピアニストも歌い手さん達も、アメリカ歌曲という豊穣な歌世界を旅しながら、パフォ…

「DEAD OR ZOMBIE」〜僕らの隣にいるゾンビ〜

ジョージ・A・ロメロ、という名前は僕ら世代の映画ファンにとってカリスマの一つだったと思います。ジョージ・ルーカスやスピルバーグと並べても遜色ない、と言い切る人だっているかもしれない。なにせ「ゾンビ」というフィクションを僕らの日常の中に当たり…

何かと何かが出会う所に新しい何かが生まれるんだよなぁ。

久しぶりの投稿、昨日開催した自分の制作ユニット、Galleria Actors Guild(GAG)の公演を終えての感想。今回の公演では、テーマにした「Long Absence」(長い不在)という言葉が、色んな出会いから生まれて、そしてまた、色んな出会いを生み出してくれた気…

考察ごっこ2題~フェイドアウトとお散歩ペットボトル~

今日は本当にどうでもよいお話を2題。 日常生活の色んなことがふと「引っかかる」ことがあって、これってなんでそうなってるのかな、なんて考えて、ちょっとそれっぽい考察が浮かぶと嬉しくなってしまったりします。その考察が的を射ているかどうかは別とし…

人柄がよくてパフォーマンスがいいってのは無敵だよねぇ。

6月8日は我々夫婦の結婚記念日なんですが、なんと今年は25年目。いわゆる銀婚式でございました。結婚記念日の前後の週末には、結婚式を挙げた都ホテルに泊まる、というのが我が家の年中行事だったんですが、2020年以降はコロナのせいで宿泊はできず…

推しが世間に見つかるのって心配なもんだねぇ。

最近余裕がなくってこのブログも放置状態だったんですが、たまには更新しないと忘れられてしまうかしら、ということもあり、ちょっと最近思ってることを。とはいえ、かなりヲタ系に近い投稿なので、お前の推しの話はいいよ、と言われそうな気も。まぁ推しを…

「その着せ替え人形は恋をする」~エロスの復権と理想の男性像、そして支える本気の技術~

ジジイがなにエロアニメの感想真面目に書いてんだよ、と言う人は絶対いるだろうな、と思いながら、でも面白かったものは仕方ない、ということで、久しぶりにアニメの感想です。先日最終回を迎えた、「その着せ替え人形(ピスクドール)は恋をする」。本当に…

「うりこひめの夜」~襲うものと襲われるものの依存関係~

3月8日、青島広志先生の主催するブルーアイランド版オペラで、林光の「あまんじゃくとうりこひめ」、青島広志先生の新作オペラ「うりこひめの夜」のカップリングステージを見に行ってきました。今日はその感想を。 公演ちらし。 会場のあうるすぽっとには…

遠坂めぐさんのライブ〜ホントに贅沢な時間でしたよ〜

3月12日に学芸大学のAPIA40で開催された遠坂めぐさんのライブに参戦してきました。今日はその感想を。簡単に言っちゃえば、こんなお値段のチケットでこんな贅沢な時間過ごしちゃっていいのか、と思ってしまって、自分が少し関わっているクラシック音楽の…

onefiveの声のこと

3月6日、onefiveの渋谷クラブクワトロのライブに参戦してきました。2019年10月19日にこのグループが初めて神奈川芸術劇場に舞い降りた瞬間を見届けて以来、ほぼ3年半の時間を経て、やっと目の前に再び現れた4人は、すっかり一流のパフォーマーに成長して…

北京五輪の開会式を見てちゃんと反省しませんか

先日終わった北京冬季五輪ですけど、あの開会式を、習近平帝国のプロパガンダ大会として非難する声や、少数民族を弾圧しながら諸国民の調和を歌う偽善を指弾する声とかはかなり厳しいものがあって、「中国開催もロシア参加も間違いだった」なんて言いきって…

「麻希のいる世界」~少女たちは何のために、どうやって戦うのか~

「麻希のいる世界」について、11月に東京フィルメックスでプレミア上映されたのを見て、「世界を見る視線を変えてしまうことができる映画」っていう感想をこの日誌に書いてます。あれから2か月半たって、昨日、公開日初日に2回目の鑑賞。自分がもし10…