2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「紅い花」〜つげ義春の叙情〜

自宅のPCが完全に死に絶えてしまいました。立ち上げようとすると、ガガガガガという嫌な音とともに、ハードディスクが完全に止まってしまう。この週末に新しいPCを買って、なんとか12月中には復活したいと思いますが、色々と関係の皆様にはご迷惑をおかけ…

「利口な女狐の物語」〜演出にアイデア賞〜

週末、合唱コンクールの全国大会で熊本にでかけた女房の留守中、娘と二人で色々と活動しておりました。以下に列挙。・日生劇場の「利口な女狐の物語」を娘と二人で観劇。 ・夜、娘を寝かしつけてから、以前録画していた、佐々木昭一郎演出の「紅い花」を見る…

娘の料理

うちの女房は結構料理が好き。「工作してるみたいで楽しい」と本人は言っておりますが、好きこそものの上手なれ、ということなんでしょうか、ありあわせのものから手早く作るのも、パーティ用の見栄えのする料理を作るのもかなり得意です。料理のうまい女房…

ピューロランドにはまりつつある

今週末、合唱コンクールの全国大会に出かける女房の留守中、娘と、「ピューロランドに行こう」と言っておりました。ところが、どうしても、同じ日程で日生劇場で上演される「利口な女狐の物語」に行きたくなり、「ピューロランドを前倒しにしようよ」という…

「きもの」〜社会とひとの間にあるもの〜

幸田文さんを少し追いかけてみようと思って、2冊目に手をとったのが「きもの」。明治の知恵をきちんと受け継いだ幸田さんが書かれた「着物」の本、となれば、これは絶対面白いだろう、と期待。日ごろから和服に興味があるから、そういう観点でも楽しめるだ…

新宿トパーズ ファンタスティック・ショウⅢ〜継続ってすごい〜

ここのところ、しばらく日記の更新をさぼっていてすみません。仕事がむちゃくちゃ忙しくなってしまって、なかなか時間が取れなかったんです。幸田文さんの「きもの」の感想文も書きたいし、この週末また娘と行ってしまったピューロランドのことも書きたいの…

「その心の響き」演奏会〜地に足をつけて〜

12日の日曜日、大久保混声合唱団の高田三郎作品演奏会「その心の響き」をステマネとしてお手伝いしました。 - 指揮 辻裕久 ピアノ 辻志朗 合唱 大久保混声合唱団−深尾須磨子 詩 〜春から冬へ〜薄氷・夕立・みのり・囲炉裏 −イザヤの預言 −高野喜久雄 詩 ひ…

二期会オペラ公演「コジ・ファン・トゥッテ」〜明快な構造〜

週末、いろいろとインプットがあったので、ぼちぼちと書いていきます。・幸田文「きもの」を読了。やっぱりものすごくいい。 ・二期会オペラ公演「コジ・ファン・トゥッテ」を見る。いつ見ても幸福になるオペラ。 ・大久保混声合唱団「その心の響き」演奏会…

知り合いがTVに出たぞ

TVというメディアについて、この日記で、最近結構批判的なことを書いているのだけど、TVというメディアの影響力というのもやっぱり無視できない。だからTVというメディアは公平中立であるべきで、なんて固い話は今日はなしにして、今日は、知り合いがTVに出…

自宅のパソコンがまた不調です。ということで、携帯からメールで、初めて更新してみる。うまくいくかなぁ?

ストーリを作る力

昨日の「のだめカンタービレ」を見ていて、なんとなく、先日の、大学の同級生たちとの雑談を思い出しちゃいました。今日はその話。大学の同級生たちとの雑談の中で、「なんでオレたち、こんなに働いてるんだろうねぇ」という話になる。「オレたちが入社した…

週末ののんびり

3連休、また例によってのんびりとばたばたと過ごしました。週末、娘が熱を出して寝込んでしまったので、3日はなるべく家の周りで過ごす。娘の熱はすっかり下がって元気になったのですけど、無理はさせられない、ということで、外出してのお買い物はもっぱ…

年を取ったということか

昨夜、女房が、「最近のマスコミの報道姿勢って、ほんとにヘンだよねぇ」とぶつぶつ言っている。いじめが原因で自殺したと思われる中学二年生の女の子を巡って、いじめの存在をなかなか認めようとしなかった校長先生に対する非難が集中しています。「いじめ…

「台所のおと」〜凛としていて力みがない〜

幸田文さん、という方は、幸田露伴の娘、という認識しかなく、その著作に触れたことは一度もなかったのですが、先日、図書館で何気なく手に取った「台所のおと」がちょっと気になり、借り出してきました。昨日読了。凛とした生き方の筋が、すっと通っていて…