週末ののんびり

3連休、また例によってのんびりとばたばたと過ごしました。

週末、娘が熱を出して寝込んでしまったので、3日はなるべく家の周りで過ごす。娘の熱はすっかり下がって元気になったのですけど、無理はさせられない、ということで、外出してのお買い物はもっぱらパパが担当。図書館に本を返しに行ったり、パルコでお買い物をしたりして過ごしました。

3日の夕方、娘をシッターさんに預けて、夫婦して新宿文化センターへ。1月の新宿オペレッタ劇場の「小公爵」の合唱練習に出席。今回は男性合唱の出番が結構多い、ということで、音取りからみっちりやりました。お話も実にバカバカしく、音楽も実にアホらしい曲ばっかりで、そのくせ耳に残る楽しい曲ばっかりです。頑張りますんで、皆さん見に来てね〜。

4日は、朝から、大学の同級生の結婚披露パーティに、広尾へ。広尾の駅ってのはほとんど立ち寄ったことがないんですけど、お洒落なお店と古い銭湯が隣り合っていたり、なんとも味のある町ですね。駅の近くのイタリアレストランでのパーティだったのですが、新郎新婦の屈託のない性格のままの、明るい楽しいパーティになりました。

結婚式の司会をするのは実に10数年ぶりだったので、途中で台本の段取りを間違えたり、副司会の方のセリフを自分が喋っちゃったり、なんだか後半支離滅裂になっちゃって、新郎新婦やご親族には申し訳ないことをしちゃいました。まぁ、おめでたい席、ということで許してつかあさい。

パーティの後、久しぶりに、大学の同期連中とお茶をしながら色々雑談。みんなすっかりいいオッサンオバサンになっているんだけど、大学時代と基本的な性格は全然変わっていない。なんだか気兼ねのないざっくばらんな話をゆっくり楽しめました。教育問題から、音楽論議、オジサンっぽい「最近の若者は」論から、家事の分担まで…大学のサークルの同期っていうのはやっぱりいいもんだなぁ。

夜、家に帰れば、女房は大久保混声合唱団の練習に出かけていて、娘はすっかり元気になって、シッターさんとクリスマスツリーを工作して遊んでいました。娘は、午前中、学校に行って、保護者の会が企画したコンサートを楽しんできたそうです。小学校の卒業生で、音楽の道に進んでいるジャズ・フルートの演奏家がいて、その方のバンドのコンサートが、小学校で開かれたんだって。娘は、「コントラバスがあったんだけど、弓がなかったんだよ!」と報告してくれました。弓で弾くコントラバスしか知らないので、指で弾くジャズのウッドベースがすごく新鮮だったらしい。

5日、3人で、調布駅前から我が家の近所に引っ越してきた「江川亭」という中華そば屋さんでお昼。娘は中華そばとかラーメンは、「パパみたいなオヤジが会社のお昼ご飯にしょっちゅう食べている食べ物」という偏見があって、「ラーメン屋さんはヤダ」と言っていたのだけど、「いいじゃん、一度行ってみようよ」と説得する。結構美味しい。娘は、ニャンコ飯といういわゆる「ネコマンマ」を楽しんで、ラーメンもパパとママの分を分けてもらって喜んで食べてました。これはいいお店が近所に出来たね。ところで、中華そばとラーメンってどう違うんだろう?

そのまま女房は、日生劇場宮本亜門演出「コジ・ファン・トゥッテ」を見に出かける。パパと娘はお留守番で、多摩川駅前の「アンジェ」という庭園に遊びに行きました。絶好のピクニック日和で、家から持っていったシートに寝転んで、家から持っていったポテトチップスをボリボリ食べながら、ゴロゴロする。極楽じゃ〜。

夜のうちに、ずっとボチボチやっていたガレリア座の前回公演の写真の振り分け作業を終了。やっと団員の皆さんに写真を配れる状態に。皆様、大変お待たせしました。パパお手製のヤキソバを食べて、大久保混声の練習に行っているママの帰りを待たずに、娘はバタンキュー。

宮本版「コジ・ファン」、私は来週行って来ます。最近、インプットもアウトプットも中途半端なので、ちょっと焦りを感じ始めてます。イタリア歌曲の練習もきちんとやらないといけないしなぁ。来週は久しぶりのインプット、日生劇場には着物着て出かけようかしらん。