2010-01-01から1年間の記事一覧

ニューヨーク・シティ・バレエ「くるみ割り人形」・MET「魔笛」

女房と娘と年末年始を過ごす中で、折角だから、年末らしい演目を見に行こうよ、と、ニューヨーク・シティ・バレエの「くるみ割り人形」と、METの「魔笛」を見に行く。色んな意味で、アメリカらしいパフォーマンスを楽しむ。「くるみ割り人形」は、色んな…

連載復活!ワンダフル・ワンコ

娘が、「続きを早くアップしてください、と、学校の友達から催促がきたよ」とのことで、しばらくさぼっていたワンダフル・ワンコの掲載を再開します。さぼっていてごめんなさいね。第20話「遊ばないで!」 第21話「だんだん・・・」

家族そろって雪かき体験

12月24日に女房と娘がこちらに来て、親子3人でクリスマスを過ごしました。クリスマスケーキも買い込んで、Pathmarkで買ったチキンを囲んでのクリスマスディナー。 こんな感じです。25日はミツワに買い物、26日はニューヨークシティバレエの「くるみ…

友あり遠方より来る

先週末、ボストン在住のガレリア座訳詞家Mayumiちゃんから、「NYに行くんだけど」という連絡が入り、だったら、M家と是非夕食を御一緒に、という話になる。我が家の近所でネットで評判の中華料理店、Petite Soo Chowで食事をしよう、ということになる。M家の…

病院訪問Caroling演奏〜こちらでの地元活動〜

今日は、合唱団の有志の皆さんで、NJのテナフライというところにある病院を訪問。Carolingというのをやってきました。Carolingというのは、クリスマスキャロルの歌声を意味する言葉ですが、それが転じて、こういった社会奉仕の一環として、歌を歌いながら…

「ラ・ボエーム」〜泣けた泣けた〜

今日は、NJのテナフライというところにある教会で、合唱団の歌いおさめの演奏会。そのあと、マンハッタンに出て、METの「ボエーム」を見てきました。あのゼフィレッリのプロダクションをMETの舞台で見るのは初めて。そりゃあもう期待に胸ふくらませて…

NYで初めての舞台経験

昨日(12月4日)、こちらで加入したニューヨーク混声合唱団の定期演奏会に参加。久しぶりに、アマチュア合唱団ならではの楽しさを味わい、こちらの舞台の作り方にも触れることができ、楽しい経験をさせてもらいました。本番会場は、エントラルパークのす…

「コシ・ファン・トゥッテ」〜やっとMET体験〜

昨日、こちらに来てやっとMETの舞台を生で観劇することができました。来たばかりの時に行った大野さん指揮の「オランダ人」は、遅刻したせいで、ハイビジョン映像での中途半端な観劇だったので、ちゃんと客席に座って見られたのはこれが初めて。演目は、…

日本の農業と流通のすごさ

こちらに来て実感するのは、日本の農業と流通の素晴らしさ。もっと端的に言えば、新鮮な野菜が近所のスーパーで簡単に手に入る、というのがどれほど素晴らしいことか、ということ。この日記でもよく引き合いに出す、近所にあるA&Pマートとか、Pathm…

いいお天気だよぉ

最近本当にいいお天気が続いていて、日差しもあるせいか、結構暖かいです。会社の同僚に、いつもこれくらいの寒さなの、と聞いてみると、今年は特別暖かいんだよ、との返事。とはいえ、紅葉が美しかった木々も次第に葉を落としてきていて、明るい日差しの中…

通勤途中のCD

11月もそろそろ半ばになり、こちらはどんどん寒くなってきました。昨日はVeterans' Dayということでお休みで、いつものように川沿いのTargetに買い物に行ってきたのだけど、ハドソン河べりから眺める内陸側の紅葉がとてもきれいです。天気もよくて、NYは…

創作日記を別に立ち上げました

ちょっと思い立って、日頃ぼつぼつと書き溜めている小さなお話を、別のブログに掲載していくことにしました。下記のアドレスです。http://d.hatena.ne.jp/noriyuki-kita/この日記の左にリンクを貼りました。もしご興味があれば、ちょっと覗いていってくださ…

「ライオン・キング」〜宿命・輪廻〜

週末、ちょっと訳ありで確保していたミュージカル「ライオンキング」を、混声合唱団のお知り合いと一緒に見に行く。映画も見たことなかったし、日本にいた頃にも、劇団四季の舞台を見たことはなかったので、全くの初見。当然、英語のセリフのかなりの部分が…

初ハロウィーン

今日はハロウィーン。日曜日なのに、午後から仕事があって、合宿練習は午前中で失礼し、一足先に家に帰る。仕事の準備をしていると、窓の外で、仮装した子供たちが我が家に向かって駆けてくるのが見える。え、と思ったら、玄関のチャイムがピンポンと鳴る。…

久しぶりの合宿

土曜日から、ニューヨーク混声合唱団の強化合宿に参加。ガレリア座にいたころは、週末は昼から夜まで歌いっぱなし、というのが当たり前だったから、久しぶりにそういう時間の使い方をして、なんだかすごく懐かしかった。体は疲れるのだけど、気持ちとしては…

コンチネンタル航空は映画が充実しています。

今回の日本との往復は、家に近いニューアーク空港と成田を結ぶ、コンチネンタル航空の便を使いました。米国発も日本初も午後なので、時間に余裕があるのがうれしい。機内食がおいしくない、とか、アルコール飲料が有料なのは許せん、とか、いろいろご意見も…

利便性と人間性

長期出張からやっと帰米。木曜日に戻ってきて、金曜日に出社、たまりにたまった書類を処理して、米国での久しぶりの週末を過ごす。のんびり、というわけでもなく、在宅の仕事もかなりあるのだけど、やっと自分のペースを取り戻せた感じ。東京では、大企業特…

東京はやっぱすごいわ

まだ東京にいるんですが、やっぱりすごい街だなぁ、と思います。女房が言ってたのだけど、誰かが、最近の若者の海外志向の低下を嘆く人たちに対して、「でも、東京以上に刺激的な街なんて海外にないよ」と言ったそうな。実際その通りで、例えばニューヨーク…

日本に来てます

10月の頭から研修で日本に来ています。そしたらそのまま東京での仕事で足止めを食ってしまい、10月の前半は日本で過ごすことになりました。15日に帰国(米国に帰る、という意味ね)予定。思わぬ長滞在になったので、久しぶりに家族水入らずの三連休。…

チップっていうのは

米国に来て一番悩むのは、チップ、という制度。レストランのチップとかは、大体感覚が分かる(税金がかかる前の金額の15〜20%を上乗せすればいい)のでいいのだけど、それ以外の場面でも、チップをどうしようか、結構悩みます。タクシーを降りる時、駐…

地に足つけて

先週末、NY混声合唱団の仲間のお宅にお邪魔し、今度、団内の余興としてやってみようか、と言っている、ドン・ジョバンニのデュエットや、ガレリア座の定番、メリー・ウィドウの「女・女・女」を練習。ついでに、昔やった「愛の妙薬」のドゥルカマーラの登…

でっかい

しばらくご無沙汰しておりますが、元気に仕事しています。仕事が恐ろしく忙しく、仕事以外のことをあまりしていません。心配した通り、家と会社と近所のスーパの3点で生活が完結している簡潔な日々です。こうして次第に胴回りが太くなってくるのだろうな。…

NYのラーメン事情となぞの和風居酒屋

今日の本題に入る前に、日本にいる女房から、ガレリア座の「運命の力」の公演成功の知らせが入ってきました。その場に自分がいられないのが悔しい、という気持ちは正直あるんですが、逆に、数年後、また日本に戻った時に、自分の舞台勘や歌唱技術が衰えてい…

Yankeesの試合を見てきたぞ

昨日、会社の社内イベントで、Yankeesの試合を見てきました。といっても、松井がいた例の「ニューヨーク・ヤンキース」ではありません。会社のあるStaten Islandに本拠地を持つ、Staten Island Yankeesです。日本語の公式サイトhttp://www.siyanks.jp/もある…

Tanglewood、メンデルスゾーンとベートーベン〜端正さと熱狂と〜

昨日行ってきたTanglewood音楽祭、今日は演奏会そのものの感想を。 メンデルスゾーン 「真夏の夜の夢」序曲 メンデルスゾーン バイオリン、ピアノ、弦楽のためのニ短調協奏曲 ベートーベン バイオリンとオーケストラのためのロマンス第二番 ベートーベン 交…

初Tanglewood〜長い闇のその先に〜

Tanglewoodに行ってきました。色んな意味で、希有の体験をさせてもらいました。長生きしていると色んな経験するよ。演奏会のことはまた書くとして、とりあえず、旅の模様を。ニュージャージーの我が家からは、車で片道3時間のドライブです。長旅に備えて金…

こちらはすでに秋の気配です

こちらに来て一番驚いたのは、日の長いこと。朝7時前に日が上っているのは日本と同じなのだけど、夜遅くなってもまだ明るい。7時過ぎても、8時過ぎてもまだ明るい。日が暮れるのは9時くらい、という感じ。やっぱり緯度が高いんだねぇ。それでも、7月か…

アメリカの石鹸と日本のひきこもり文化について

なんか時々頭の中でとんでもなく論理が飛躍することがあって、今夜風呂に入っていて、石鹸のにおいを嗅いで、ふと、「日本って、ひきこもり文化を生みやすい国なのかもなぁ」と思う。なんのことやら、と思われるでしょうが、自分なりに飛躍のあとをたどって…

変化というものは

先日の日記で、3ヶ月程度で日本に帰ってみても、そんなに違和感がなかった、という話を書きました。実際、一番違和感を感じたのは成田空港から調布まで乗ったリムジンバスだったりする。異様に静かなんだね。ほとんど無音状態。これって、道路の状態がすご…

トリノ王立歌劇場「椿姫」〜この人にしかできないヴィオレッタ〜

日本に一週間出張し、米国に帰ってまいりました。3ヶ月、というのは微妙な期間で、米国の生活にも慣れてきたけど、日本の生活がはるか過去のものになるには短すぎる。なので、住み慣れた家から通いなれた道を通って、行きなれた会社に通う、という感じ。で…