2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

カヴァレリア・ルスティカーナ〜昼ドラの世界〜

乞食学生が終わって、次の私のイベントは、大田区民オペラ合唱団の「カヴァレリア・ルスティカーナ」です。夏と秋にステージがあるので、それに向けての練習。週末、女房の大久保混声合唱団の練習時間と重なっているので、毎回、女房の予定と調整しながらの…

私のマンガ人生 そのご〜川原 泉〜

今日は、先日から書き継いでいる、好きだったマンガ家のお話。今日は、川原泉さんです。多分、川原泉さんの作品に対する「批評」や、「分析」というのは、ものすごく沢山の方が試みていると思います。それだけの陰影や、含蓄のある作品が多いですし。なので…

新宿オペレッタ劇場9〜カールマンのヴァラエティ〜

この日記をつけ始めて1年以上になります。半年前くらいからカウンターをつけてみたら、昨日、とうとう、10000アクセスを越えました。定期的に読んでくださっている方もいらっしゃるようで、ありがたい限りです。毎度、無駄話につき合わせてしまって申…

3年B組 金八先生〜虚構の限界〜

この週末は随分と活動的でした。とりあえず、色んなインプットをざらっと並べておきます。・金曜日、四谷区民センターで、新宿オペレッタ劇場9を観劇。終演後、打ち上げ会場にお邪魔して、出演者の皆様と深夜まで歓談する。・土曜日、久しぶりに大田オペラ…

子供は詩人

春が近づいてきました。まだ肌寒かったり、昨日のように雨が降ったり、外出が気持ちいい、という所まではもう少し。でも、昨日、女房と娘は、ちょっと張り切って近所の「アンジェ」という庭園に出かけました。以前にもこの日記に書いたと思いますが、京王が…

舞台を企画すること

仕事がなかなか順調にいかず、疲弊しています。花粉症とインフルエンザの後遺症が合併したらしく、咳がずっと残っているのも不愉快。春が近づくと体調が崩れますねぇ。今日は、先日来、女房と色々と、「次何をしようねぇ」なんて話をしながら、考えることが…

新国立劇場 コジ・ファン・トゥッテ〜シンプル イズ ベスト!〜

21日、新国立劇場に、「コジ・ファン・トゥッテ」を見に行きました。今日はその感想を。指揮:ダン・エッティンガー 演出:コルネリア・レプシュレーガー フィオデルリージ:ヴェロニク・ジャンス ドラベッラ:ナンシー・ファビオラ・エレッラ フェルラン…

木下大サーカス〜パフォーマンスの究極の形〜

3連休、ガレリア座も何もない休日を、親子そろって思い切り堪能いたしました。3連休のインプットは以下のようなものでした。−土曜日、家族で、木下大サーカスを見にいく。 −日曜日、なあんにもしない。 −月曜日、新国立劇場に、「コジ・ファン・トゥッテ」…

桃太郎と邪馬台国〜歴史パズル〜

歴史パズルってのは面白い、という話は、以前、井沢元彦さんの本のことを書いた時にも触れました。今回、講談社現代新書の「桃太郎と邪馬台国」(前田晴人 著)を読了。考古学と文献学の成果を駆使した歴史パズルの世界を楽しみました。一寸法師、桃太郎、浦…

「地縁」から「人の縁」へ

昨日、上司と昼飯を食べながらだべっていました。ご近所の話になり、「お隣の息子が引きこもりになっちゃったみたいでさぁ」なんて話を聞いていました。それでふと思ったのですが、「町内会って、うちの近隣にはないなぁ」我が家は、6年ほど前に、あるディ…

私のマンガ人生 そのよん〜江口寿史・諸星大二郎〜

先日から書き継いでいる、私の好きだったマンガ家の話、今日は、江口寿史さんと諸星大二郎さんです。江口寿史さんは、友人が、「こんなに絵のうまいマンガ家はそういない」と薦めてくれたのと、ちょうど、「ストップ!ひばりくん」がブレイクした時期が重な…

時代の色

最近、妙に金色が流行っている気がします。朝青龍のまわし。マツケンサンバの衣装。今朝出勤してくる途中で、しぶい金色のパンプスを履いているOLさんに複数出会いました。アサヒビールがゴールドという名前の缶ビールを出し、キリンがゴールドという名前…

たまには日記風に

たまには日記風に、テーマを絞らず、週末の時間を書き留めておきましょうか。11日(金)は、女房どのの30n回目の誕生日、ということで、ご近所のお気に入りレストラン、クリスマス亭でバースデーディナーを予約。誕生日プレゼントは何がいいのか、ママ…

私のマンガ人生 そのさん 〜吉田秋生・やまだ紫〜

今日は、先日から書き継いでいる、好きなマンガ家の続きです。今日は、吉田秋生さんとやまだ紫さんのこと。吉田秋生さんは、初めて買った少女マンガ雑誌「別冊少女コミック」で、衝撃を受けた作家でした。別に何と言うことはない、軽いボーイ・ミーツ・ガー…

春ですねぇ

タミフルの威力ってのはすごいですねぇ。39度近くまであった熱が1日で一気に下がってしまいました。咳と、なんだかちょっとまだフラフラする感じが残っていますが、水曜日から職場に復帰。いきなり21時まで残業。今日も似たようなもんでしょう。はっは…

オルレンドルフその後

今回の舞台で演じた、オルレンドルフ大佐、という役。もともとの「乞食学生」の成立過程を見ると、18世紀のザクセンによるポーランド統治にかこつけて、19世紀当時のハプスブルグ王朝によるポーランド統治を皮肉っている、という構造があるようです。歌…

何よりも嬉しいこと

8ヶ月間かけて作ってきた「乞食学生」の本番が終わりました。ずっと調子が悪かった気管支炎があまり改善せず、本当に綱渡りの本番。本番前の日記にも書いたのに、練習の時にはやらなかった余計なお芝居を増やしてしまって、本番でやらかしてしまいました。…

人事を尽くして

雪ですねぇ。お天気というのは、我々人間には本当にどうしようもないことの代表、という気がします。私が小学生の頃はまだ、科学信仰のようなものが生きていた頃で、人工降雨実験、なんていう話から、人間が天候さえコントロールできる未来が、現実味を持っ…

私のマンガ人生 そのに〜川原由美子・成田美名子〜

昨夜、ガレリア座の最終練習。気管支炎がなかなか改善せず、しかも、先日、夕食に食べた餃子の肉汁で口の中をヤケドしてしまって、舌の下(洒落ではない)が真っ白にただれている状態。決して最善とは言えない状況で、本番を迎えることになってしまいました…

私のマンガ人生(そのいち)

昨日、たらさわみちさんのマンガの話を書きました。私のマンガ人生について書き始めると、色々と問題が生じそうなので、この日記ではあんまり触れないでいたんですけどね。まぁいいか、と開き直って、ちょっと書いちゃおうかな。多分、長くなると思うので、…

オペラとの出会い

今回の「乞食学生」で初めてガレリア座に参加された方から、こんな質問を受けました。「Singさんって、お芝居の方から舞台に入られたんですか?」いや、大学時代に合唱団に入って・・・などと、自分と音楽の出会いの話をし始めて、はた、と思った。「そうい…