2004-05-01から1ヶ月間の記事一覧

幸福な時間

週末、土曜日はヴェルレクの練習と、日曜日は夏の演奏会に向けての初練習。ヴェルレクはリベラメの練習が中心だったのですが、やっぱりこのレクイエム、圧倒的にベースが旋律を取ることが多くて、我々ベース族にとっては無茶苦茶「おいしい」曲ですねぇ。練…

明石屋さんまはニヒルである

最近放送されている「古畑任三郎」の第二シリーズ、録画しておいた明石屋さんまの回を、昨夜見ました。第一シリーズからしばしの間を置いての第二シリーズの初回、2時間のスペシャル、ということで、三谷さんも気合が入っていたんでしょうか、個人的には、…

編集ということ

今日はちょっと時事問題っぽく。最近報道されている、北朝鮮の拉致被害者家族に対する批判問題について、ちょっと書きたいと思います。「最悪の結果である」とか、「喜びの気持ちはない」といった発言だけが取り上げられ、5人の家族の来日を実現させた小泉…

チャールダッシュの女王のこと

昨日の日記で、「チャールダッシュの女王」への思い入れについてちらりと書きました。今日はこのオペレッタのことを詳しく書きたいと思います。最初にこのオペレッタに出会ったときのことは、実はよく覚えていません。確か、大学生で、合唱を既にやっていて…

なぜかよく見た「オテロ」

昨日の日記で、コロン劇場でホセ・クーラの「オテロ」を見た話をちらり、と書きました。この「オテロ」というオペラ、なぜかよく見ているんです。なんでだろう。今まで、そんなに沢山のオペラを見てるわけじゃないので、同じ演目を複数回見る、なんてことは…

忘れられない舞台裏

週末は、夏の演奏会の準備で、楽譜のコピー・発送業務。それに、2月のガラ・コンサートの写真注文枚数のとりまとめ。さらに、山口俊彦先生のリサイタルの確認事項について、山口悠紀子先生と電話連絡・・・と、舞台裏の運営仕事。さらに、夏の演奏会で自分…

台風いっか & 動かんぞ

台風一過ですね。空気が澄んで、遠い山並みまでくっきり見えます。こういう景色を見ると、関東平野を実感するし、この関東平野を埋めている「東京」という都市の、圧倒的な存在感を感じます。 ・・・ところで、台風一過って聞くと、どうしても「一家」を思い…

なつかしのあの曲

ちょっと最近固い話が続いたので、今日はかなり柔らかめなお話をば。これまでに自分の心に残った様々な曲のことを書きたいと思います。小学生の頃。もともとクラシックを聞いて育った子供ではなく、普通の子供でしたから、それほど音楽に触れる機会に恵まれ…

「何を語るか」「どう語るか」その2

平田オリザさんの「演劇入門」を読み進めています。そこで、非常に面白い表現に出会いました。「言葉のコンテクスト」「身体のコンテクスト」という言葉です。 コンテクスト、という単語、最近本当によく聞くようになりました。昔はそんなに使われていなかっ…

指揮者というお仕事

週末は大田区民オペラの練習やら、上京してきた女房の実家との会食やら、ばたばたと過ごしました。今度、山口俊彦先生と上江法明先生のデュオ・リサイタルのステマネを仰せつかったので、その打ち合わせもありました。バスバリトン2人のデュオ・リサイタル…

何を語るか、どう語るか。

今、平田オリザさんの「演劇入門」という本を読んでいます。戯曲を書くための方法論をまとめた本なのですが、非常に面白い。その中で、「語りたいテーマを設定する」ということを否定する、というくだりがあって、これが非常に面白かった。 要約すれば、現代…

「カルメン」抜粋コンサート

昨夜、またビルのロビーで、「イブニング・コンサート」ということで、「カルメン」の抜粋の演奏会がありました。今日はその感想をば。カルメン:加賀ひとみ ドン・ホセ:小林大作 エスカミーリョ:福山出 ミカエラ:谷地田みのり ピアノ:西島麻子というキ…

下半身の話その2

こんどは先日予告した通り、えっちな話です。うふ。 男性の声楽家、というか、音楽家というのは、色んな意味で女性関係が華やかになってしまう傾向があるようで、私の近辺でも、色んな話を聞きます。話が話だけに、固有名詞は一切省きますが、いくつかの挿話…

日本語ってかっこいい!

なんとなく思い立って、「与話情浮名横櫛」、いわゆる「切られ与三」の台本を読んでいます。歌舞伎の台本って、2・3読んだことがあるんですが、どれも面白い。多少分からない言い回しとかあったりしますけど、そんなのはすっ飛ばして、七五調のセリフ回し…

下半身の話

いきなりタイトルだけ見ると、なんかエッチな話みたいですけど、そうじゃなくて、発声法における下半身のことです。期待した?そういう話はまたこんどね。週末、大田区民オペラ合唱団のヴェルレクの練習に参加。男声だけの特練、という形で、山口俊彦先生の…

パフォーマンスさまざま

GW中はただただダラリーンとしていましたけど、娘のサービスのために、市民文化会館の子供の日のイベントや、八景島シーパラダイスの水族館なんかに行ってきました。そこで目にしたパフォーマンスは2つ。1つは、けん玉師の伊藤佑介さんという方のけん玉…

画面構成ということ

本番直後の連休、ということで、家の模様替えをしたり、ガレリア座の写真注文を取りまとめたり、と、残務整理をぼちぼちやっています。普段の週末が練習だなんだでばたばたしている分、こういう連休はすごく貴重です。何もないお休みってのはいいなぁ。で、…

舞台も終わって

だらーっとしてます。いいなぁ。ゴールデンウィークって。この季節に連休を作った政治家は偉いぞ。 本番ってのはいいなぁ、と思います。というか、本番会場がいいんだよ。何にもない平場に、道具を持ち込んで、仕込んで、明りを入れてやると、何にもなかった…