2004-09-01から1ヶ月間の記事一覧

座頭市を見て思ったこと

昨日は朝起きた時から頭がガンガン痛くて、布団から出ることもできず、結局会社を休んでしましました。ということで日記も一日お休み。時々こういう偏頭痛が出るんです。一度頭の中覗いてもらった方がいいかなぁ。さて、今日は、先日TVで見てから、感想文…

ナタリー・デセイ オペラアリアの夕べ

全身が舞台の中央にきゅうっと吸い込まれていく。脳みそも心臓も、全身の血液がきゅるるるうぅっと舞台の一点に吸い上げられていくみたい。体がカチンカチンに硬くなって、息もつけない。もうこれ以上続けられたら、窒息する。窒息しなくても、多分脳の血管…

めずらしく

この週末は、めずらしく、そんなに盛りだくさんでもなかったです。といいながら、適当に埋まっている感じがいい。もう少し充実感が欲しかった気もするんですが。ざっくりと、週末の活動について。土曜日、娘のおでこや首筋に湿疹が出ているので、皮膚科のお…

新国立劇場「カヴァレリア」・「道化師」

昨日、新国立劇場で千秋楽を迎えた、「カヴァレリア・ルスティカーナ」「道化師」の公演を見てきました。指揮 :阪 哲朗 演出 :グリシャ・アサガロフ 合唱 :新国立劇場合唱団 管弦楽 :東京フィルハーモニー交響楽団 主催 :新国立劇場 - キャスト カヴァ…

後悔という感情〜永遠のマリア・カラス〜

以前、手慰みで小説を書いていた頃、「後悔という感情ほど役に立たない感情はない」という文章を書いたことがありました。後悔したって、失われたものは戻ってこない。そのくせ、これほど心をさいなむ感情もない。あの時、こうしていれば。あの時、どうして…

連休明けはつらいよ

3連休明けで会社に出てくるってのは辛いなぁ。連休中、色々と目いっぱい活動しているから余計に辛い。調子に乗ってビール飲みながら夜更かししちゃったりするから余計につらい。なんだ、要するに、自業自得なんじゃん。例えば、夏休みみたいに、5日間のま…

読者の側の「旬」

先日から、また読書の虫が騒ぎはじめて、池澤夏樹さんの「カイマナヒラの家」と、小川洋子さんの「妊娠カレンダー」を読む。なんとも対照的な文章で、すごく面白い「読み合わせ」になりました。今の自分の感覚では、やっぱり池澤夏樹さんの文章の方が好きで…

オペレッタの「粋」

乞食学生のクライマックスシーンの曲を週末に練習するので、通勤電車の中で音源MDと楽譜でおさらいをしています。オペラやオペレッタのクライマックスシーン、というのは、全体のドラマがぎゅうっと凝縮されてくる場所ですから、そこで用いられる音楽、とい…

清水良一 こころをうたう

昨日、新宿オペレッタ劇場ですっかりファンになってしまった、清水良一さんのリサイタルに行ってきました。新宿オペレッタ劇場のピアニストのKさんが、コンサート情報を流してくれたのです。青葉台駅前のフィリアホール。ピアノ伴奏 松山優香さん、ゲスト出…

乞食学生のオケ練習にお邪魔する

大森での合唱団の練習が終った後、環七から中原街道に入り、山手通りを北上、新宿文化センターへ。ガレリア座のオケ練習に顔を出す。オルレンドルフのクプレと、先日全然練習にならなかった第2幕のフィナーレ曲の練習だ、というので、少しでも曲に触れてお…

大田区民オペラ合唱団の練習

昨日書ききれなかった、週末の活動の続きです。お休みだってのに全然休みなしに活動してるじゃん。なんだろね。日曜日の午後、大田区民オペラ合唱団の練習に参加。どうしてもDies Iraeで、のどのひっかけた声を出してしまっている。フォルテッシモで…

娘の幼稚園のお祭り

日曜日、朝から、娘の幼稚園でお祭りがあり、女房もお手伝いがある、というので、二人を車で乗せて幼稚園へ登園。午前中の内に、幼稚園に娘を迎えに行く。この幼稚園のお祭り、というのは、実によく考えてあります。そもそもが、どの幼稚園でもよくやる、バ…

お父さんの週末

土曜日は、なんだか普通のお父さんの週末のような過ごし方をしました。娘の登園日だったので、朝、車で娘を幼稚園までお見送り。幼稚園というのはやっぱりお母さん方と子供たちの場所なので、いつ行ってもお父さんは所在無さげに見えてしまう。話し込んでい…

「例の」ばらの騎士

金曜日の週末、以前からやりたかったことをする。何をやりたかったかというと、先日クラシカジャパンで放送していた、クライバー指揮、オットー・シェンク演出の、ウィーンシュターツオーパの「ばらの騎士」を、赤ワインをちびちび飲みながら堪能すること。…

またしてもまたしても

なんか、週末明けごとに、この週末は盛りだくさんでした、というセリフから始めている気がするんですけど、やっぱり盛りだくさんでした。というか、平日社会人やっているから、色んな活動は週末に集中するんだよねぇ。でもまぁ、週末は家でごろ寝か、TVの…

変わってほしくないもの その2

昨日、日記に池澤夏樹さんのことを書いたら、先日蔵こんでご一緒したクラリネット吹きのSさんが、「池澤さんとは家族ぐるみでお付き合いしていたんだよねぇ」とメールをくれて驚愕。Sさん、というのは、以前の日記で、そのご自宅の居心地のよさについて書…

池澤夏樹さんという人

今朝、図書館で借りた、池澤夏樹さんの「タマリンドの木」を読みながら出社。いい。電車を降りるために、本を閉じるのがもったいなくなる感覚。次の展開に進むのが惜しくて、そのページに留まっていたくて、本を閉じてしまって余韻に浸りたくなる感覚。そん…

読み漁った本のこと その3

台風の影響はまだあるようで、今朝の会社の近辺はすごい風でした。北海道や東北の方の被害が少ないといいのですが。さて、以前、夢見るひげ男を生み出した中学・高校時代の読書体験について綴りましたけど、その後、高校生後半から、大学生、現在に至るとこ…

台風のこと

台風の多い年ですね。この週末には東京近くにも来るみたいですが。被害に遭われた方には本当にお気の毒です。お気の毒、といいながら、かなり不謹慎なことを書いてしまうと、台風が来る、というのは、個人的には結構わくわくする出来事だったりします。床上…

「ワルツの夢」リートを仕上げ

日曜日、夕方に、ひーこちゃんの伴奏で、「ワルツの夢」のリートを一応仕上げました。一つの曲にきちんと取り組んで、目標の期日を作って、きちんと仕上げる、というのは、今回が初めての経験だった気がします。勿論、いくつもの舞台を経験してきてはいるの…

「スターウォーズ エピソード2」鑑賞

夜更かしの後、家族が撃沈している日曜日の午前中、年寄りは朝が早いので、一人で起き出す。DVDに録画していて見ていなかった、「スターウォーズ エピソード2」を見る。 やっぱり、ジョージ・ルーカスという人は、職人的にうまい監督だなぁ、と思います。複…

大久保混声合唱団 辻正行先生追悼演奏会CD鑑賞

土曜日の練習後、大久保混声の練習に出ていた女房と合流。帰宅後の深夜、先日行われた、大久保混声合唱団の辻正行先生追悼演奏会のCDを聴く。これが素晴らしかった。 まず、1曲目は、ブラームスの「Nanie」。オープニングの新交響楽団の木管の響きの…

乞食学生ソリスト練

土曜日の夜、前回ぼろぼろになってしまった乞食学生のソリスト練。今回は、自分のソロ曲2曲と、アンサンブルで絡む曲を1曲練習。音楽監督のN君からのヒントや、伴奏をしてくれたアシスタントプロデューサのTさんのヒントなど、収穫が沢山ありました。で…

某作曲家の著作を購入、かなり不愉快に

草むしりのあと、約束していた娘のおもちゃを買いに。そのついでに、本屋さんに寄って、ある日本人作曲家で、マザーグースを素材にした合唱曲などでちょっと親しみのある作曲家の著作が、新書版で出ているのを発見、面白そうだと思って購入。冒頭部分を少し…

携帯電話のハンズフリーキット・庭の草むしり

午後、娘に手伝ってもらいながら、車に携帯電話のハンズフリーキットを装着。携帯電話で電話しながらの運転に罰金が科せられる、というのも動機になりましたが、実際、運転に支障があって、結構危ないなぁ、と思っていたので、以前から欲しかったのです。試…

またしても盛り沢山の幸せ

週末、そんなに予定を立てているつもりはなかったのですが、なんとも満腹感のある週末でした。なんでだろう。貧乏性なのか、時間があると、何かしたくなる。週末のインプット・アウトプットをリストアップしてみましょうか。・車に携帯電話のハンズフリーキ…

秋のガラコンサート

昨夜は、娘のピアノの先生である、秋山美穂子さんが出演された、ピアノ・コンサートに行って来ました。実を言えば、きちんとしたピアノ・コンサートを聞きに行ったのは初めてだったので、結構期待して行ったのです。場所は、トリフォニーホールの小ホール。…

伴奏に負けてるよ

昨夜は、今仕上げの段階に入っている「ワルツの夢」リートを練習。今週末には、一つの作品として仕上げなければなりません。ひーこちゃんにピアノ伴奏をお願いし、例によって女房の厳しい指導のもと、練習しました。多少気管支炎が悪化していたせいか、先週…

もう9月、まだ9月、もう40歳、まだ40歳。

9月になってしまいましたね。今年度の家族の予定を考えてみると、相変わらずの盛りだくさんです。・9月: −「ワルツの夢」リートの仕上げ(私)・10月: −大久保混声合唱団の合唱コンクール東京都大会出演(女房) −娘の運動会(家族) −大久保混声合唱…