2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ダブルスタンダードの終焉〜その先は?

最近はどのテレビを見ても、どのニュースを見ても、耐震強度偽装問題で大騒ぎですねぇ。今回のニュースを聞いて、我が家でも、「うちは大丈夫だろうねぇ」と不安になる。きっと誰もが同じような不安を抱えているんでしょうねぇ。だからこのニュースが、これ…

学習机侮りがたし

おかげさまでこの日記へのアクセス件数が3万件を越えました。皆様日ごろのご愛顧ありがとうございます。といっても、別に何か思い切ったリニューアルをするつもりもなくて、相変わらず、だらだらと時期ハズレの感想文やらなにやら、書き連ねていこうと思っ…

宮部みゆき「理由」〜妖怪化する現代人〜

会社のセキュリティ対策の強化に伴って、外部WEBサイトへのアクセスを制限する方向で検討されているようです。従い、私のこの日記の更新頻度も、来月あたりから、週1回くらいのペースに落とそうと思っています。毎日更新が日課になっていたので、ちょっと寂…

どうやって見極めるのか

今日はなんだか無闇に忙しいので、あんまり長文はかけません。なので、本当に短い文章だけ。また、小さな子供を標的にしたむごい事件が起きました。どうして、という話をいくらしても、人間という生き物の心の中に、奥深い闇が巣食っている以上、同じような…

ピューロランド侮りがたし

先週末、女房が新潟の合唱コンクールに出かけている間、父子家庭になった親子2人で、サンリオピューロランドに行ってきました。調布市民で、京王線沿線に住んでいて、6歳になろうとする子供がいる身で、今まで一度もピューロランドに行ってない、というの…

我が家の小学校受験そのよん〜アピールするものを勘違いしない〜

昨日、志望校選びの過程について書いたら、お受験言いだしっぺの女房から、以下の情報追加の要望が入りました。お受験を最初に考えた最大の要因は、女房が以前勤務していた、教育関係の会社の仕事で、ある国立小学校の授業を頻繁に見学していた、という経験…

我が家の小学校受験そのさん〜手段が目的にならない〜

週末、女房が新潟の合唱コンクールに出かけ(大久保混声合唱団、金賞受賞おめでとうございました!)、娘と二人でお留守番。好天にも恵まれ、土曜日は高尾山にピクニックに、日曜日はサンリオピューロランドに出かけました。この他にも、宮部みゆきの「理由…

我が家の小学校受験そのに〜これが最後、なんて思っちゃダメ〜

昨日から、小学校受験の話を書いているのですが、本当にこの話はデリケートな話ですね。小学校受験に関するネット上の掲示板などを見ると、親御さんの不安感、それを子供に見せてはいけない緊張感、不合格になった無念感などなど、精神的に追い詰められた雰…

我が家の小学校受験そのいち〜不安につけこまれない〜

娘が来年には小学校、ということで、色々検討の結果、トライすることにしました、「お受験」です。先日、なんとか第一志望だった私立小学校に合格。国立小学校の受験も考えていたのですが、家族そろって、この私立小学校をいたく気に入ってしまったので、1…

みんな違って、みんないい。

最近、米国で、ウォルマートバッシングが盛り上がっているそうです。まぁあの会社はしょっちゅう叩かれているので、またかい、という気もしますけどね。企業としての利益を最大化するために、従業員に低賃金で過酷な職場環境を強制している、というバッシン…

マイクコントロール

本田美奈子さんが亡くなった、ということで、先日、「題名のない音楽会」で、彼女の過去の出演映像を流していました。いくつか、クラシック歌曲を歌う姿も流れました。クラシック歌手、とは決していえないと思いますけど、ポップスの手法で、可能な限りの「…

挨拶って大事だよ。

金曜日は娘の用事で会社をお休み、土曜日は幼稚園で父子ふれあいの日、日曜日はガレリア座で娘と遊びながらドロドロと歌う、という感じで、週末は娘とべったり過ごしました。いつもパパは会社だからね。今週末も、女房が新潟で合唱コンクールの全国大会だか…

「謎とき 名作童謡の誕生」〜きれいな日本語の出発点〜

昔、丸谷才一さんが、小学校教科書に掲載されている「詩」の例文を取り上げて、「こんな下らない『詩もどき』を子供に読ませるんじゃなくて、古典詩や名作と言われる詩をきちんと学べせなきゃダメだ」と怒ってた文章を読んだことがあります。今、NHK教育…

あれ、テーマがない。でも、プランはある。

今日は珍しく、これといって書くテーマがないんです。本番も終わって、さて、次は、という準備期間ということもあるんですけどね。今週末は久しぶりに、「モンマルトル」の練習だから、前回の練習の復習・予習をしておかないとなぁ。前回は突然全然違う音で…

「ママがプールを洗う日」〜80年代のアメリカの健全さ〜

1980年代というのは、アメリカがすごく暗かった時代、という印象があります。日本が経済的な繁栄を謳歌する一方で、米国流経営が国際競争力を失い、軍事的にもソ連の後塵を拝し、あらゆる分野で米国が自信を失っていた。そして、半ばヤケクソのような形…

「カヴァレリア」〜マリアになれなかったマリアの物語〜

大田区民オペラ合唱団が出演した「カヴァレリア・ルスティカーナ」の本番舞台が終わりました。この日記でも紹介していましたけど、演奏会形式、と言いながら、舞台上の奥にオケを配置し、前面に広い演技空間を作って、ほとんどオペラ同様の舞台空間。逆に、…

「櫻姫東文章」〜「因果」に対してポジティブであること〜

日本人、というのは、海洋民族なのだ、というのを認識した方がいいのかも、と時々思います。それも、北の凍てついた海ではなく、南海の暖かい、命の充ちた海。海は深く死を内包した巨大な恐怖であると同時に、豊穣な命の源でもある。そういう海を精神の土壌…

言い訳とか口実で仕事が増える

今日はこれといって書くテーマがないんですが、日ごろ、仕事をしていて感じること。他の部門の「言い訳」をつぶすための仕事ってのが、やたら多いな、ということです。誰だって、仕事がうまくいかない時、その理由を、「私の力不足です、私の怠慢です」なん…

アマチュア合唱団は常に全力投球でなければ

プロの声楽家の方々をソリストに招いての演奏会。練習の時、時々肩透かしを食ったような気分になることがあります。多くのプロの方々は、練習ではフルボイスで歌いません。演技も、あまり本気での演技ではなく、割と「気を抜いた」お芝居をする方が多い。で…