2005-01-01から1年間の記事一覧

我が家の小学校受験そのに〜これが最後、なんて思っちゃダメ〜

昨日から、小学校受験の話を書いているのですが、本当にこの話はデリケートな話ですね。小学校受験に関するネット上の掲示板などを見ると、親御さんの不安感、それを子供に見せてはいけない緊張感、不合格になった無念感などなど、精神的に追い詰められた雰…

我が家の小学校受験そのいち〜不安につけこまれない〜

娘が来年には小学校、ということで、色々検討の結果、トライすることにしました、「お受験」です。先日、なんとか第一志望だった私立小学校に合格。国立小学校の受験も考えていたのですが、家族そろって、この私立小学校をいたく気に入ってしまったので、1…

みんな違って、みんないい。

最近、米国で、ウォルマートバッシングが盛り上がっているそうです。まぁあの会社はしょっちゅう叩かれているので、またかい、という気もしますけどね。企業としての利益を最大化するために、従業員に低賃金で過酷な職場環境を強制している、というバッシン…

マイクコントロール

本田美奈子さんが亡くなった、ということで、先日、「題名のない音楽会」で、彼女の過去の出演映像を流していました。いくつか、クラシック歌曲を歌う姿も流れました。クラシック歌手、とは決していえないと思いますけど、ポップスの手法で、可能な限りの「…

挨拶って大事だよ。

金曜日は娘の用事で会社をお休み、土曜日は幼稚園で父子ふれあいの日、日曜日はガレリア座で娘と遊びながらドロドロと歌う、という感じで、週末は娘とべったり過ごしました。いつもパパは会社だからね。今週末も、女房が新潟で合唱コンクールの全国大会だか…

「謎とき 名作童謡の誕生」〜きれいな日本語の出発点〜

昔、丸谷才一さんが、小学校教科書に掲載されている「詩」の例文を取り上げて、「こんな下らない『詩もどき』を子供に読ませるんじゃなくて、古典詩や名作と言われる詩をきちんと学べせなきゃダメだ」と怒ってた文章を読んだことがあります。今、NHK教育…

あれ、テーマがない。でも、プランはある。

今日は珍しく、これといって書くテーマがないんです。本番も終わって、さて、次は、という準備期間ということもあるんですけどね。今週末は久しぶりに、「モンマルトル」の練習だから、前回の練習の復習・予習をしておかないとなぁ。前回は突然全然違う音で…

「ママがプールを洗う日」〜80年代のアメリカの健全さ〜

1980年代というのは、アメリカがすごく暗かった時代、という印象があります。日本が経済的な繁栄を謳歌する一方で、米国流経営が国際競争力を失い、軍事的にもソ連の後塵を拝し、あらゆる分野で米国が自信を失っていた。そして、半ばヤケクソのような形…

「カヴァレリア」〜マリアになれなかったマリアの物語〜

大田区民オペラ合唱団が出演した「カヴァレリア・ルスティカーナ」の本番舞台が終わりました。この日記でも紹介していましたけど、演奏会形式、と言いながら、舞台上の奥にオケを配置し、前面に広い演技空間を作って、ほとんどオペラ同様の舞台空間。逆に、…

「櫻姫東文章」〜「因果」に対してポジティブであること〜

日本人、というのは、海洋民族なのだ、というのを認識した方がいいのかも、と時々思います。それも、北の凍てついた海ではなく、南海の暖かい、命の充ちた海。海は深く死を内包した巨大な恐怖であると同時に、豊穣な命の源でもある。そういう海を精神の土壌…

言い訳とか口実で仕事が増える

今日はこれといって書くテーマがないんですが、日ごろ、仕事をしていて感じること。他の部門の「言い訳」をつぶすための仕事ってのが、やたら多いな、ということです。誰だって、仕事がうまくいかない時、その理由を、「私の力不足です、私の怠慢です」なん…

アマチュア合唱団は常に全力投球でなければ

プロの声楽家の方々をソリストに招いての演奏会。練習の時、時々肩透かしを食ったような気分になることがあります。多くのプロの方々は、練習ではフルボイスで歌いません。演技も、あまり本気での演技ではなく、割と「気を抜いた」お芝居をする方が多い。で…

バミリって、大事なんだよね。

色んな団体で合唱団の練習やオーケストラとの合わせ練習なんかをやっていると、都内の色んな練習会場に顔を出すことになります。とっても広い会場、狭い会場、天井の低い会場、妙にわんわん響く会場、全然響かない会場、空調が寒い会場、空気が淀んで暑い会…

「柳橋物語・むかしも今も」〜逆境の中での真情〜

昨日の日記で、「制約の中でこそ、逆に価値ある芸術が生まれるのかも」という話を書きました。最近、こういうことをよく考えます。NHKで放送したドラマ「ハルとナツ」の感想にも書きましたけど、逆境や苦難の中で明らかになる人の真情、というものがある…

「1936年の日々」〜芸術と制約〜

逆境、というのは、優れた芸術作品を生み出す土壌なのかもしれない、と思うことがあります。昔の映画でいえば、戦時中の苦難の中で生まれたマルセル・カルネの傑作「天井桟敷の人々」から、太平洋戦争時に作られた日本映画の傑作「無法松の一生」。映画に限…

ソプラノ歌手とおっぱい

タイトルを書いて、「良いおっぱい、悪いおっぱい」という本を思い出したな。読んでないけど。そういえば、池澤夏樹さんが、「母なる自然のおっぱい」という本を出した時に、「おっぱい」という言葉を本のタイトルにしたのが、この本の成功の要因だった、な…

「7つの習慣」〜こういうの、悪くないと思う〜

週末、会社の社内研修で、スティーブン・コヴィーの「7つの習慣」をレクチャーするセミナーに参加。この手の自己啓発セミナーって、どれもとってもいいことを言ってると思うんだけど、生活習慣を変えるところまでいかないことが多いよねぇ。要するに自分の…

アマチュアってのはさ。

木曜日から、社内の講習会があって、日記の更新をお休みしておりました。オラ生きとるだよ。なんか定着しそうでやだなぁ、このフレーズ。例によって、更新お休み中のインプットをいくつか並べます。・講習は、スティーブン・コヴィーの「7つの習慣」のセミ…

「キューティーハニー」〜どうしても受け入れられない悪趣味〜

庵野秀明さんと樋口真嗣さん、という二人の映像作家は、どうしても気になっちゃうんです。彼らが最初に注目された自主制作アニメの時代から知っている、という過去のぬぐいがたい経緯もあるんですけどね。同世代のアニメオタクの近親憎悪を含んだ親近感。彼…

ブーイングを出すにも覚悟がいると思うんだけど。

昨日書いた「ブログ」の話、少し書き足りない気がしているので、今日もその続きです。昨日、ブログの表現の中で、「こんなことに気付いているオレって、すごいと思わない?」というのが、表現したい主眼だったりするケースについて書きました。でも、それっ…

ブログってのは面倒だよね

先週末、オラ生きてるだよ、ということで携帯からちょっとだけ書き込みをしましたが、中途半端に終わっちゃいました。今日もバタバタ忙しいのですが、週末の活動と一緒に、書きたかったことの続きも書きたいと思います。・録画していた「キューティー・ハニ…

今日は忙しくてさ

今日は忙しくて、日記を書く暇なし。これも携帯からの入力です。この日記、結構まめに更新してるから、たまに更新怠ると、色々な人が心配してくれたりする。独居老人の安否確認みたいですね。わしゃまだ生きとるだぁ。お山にはまだ行きたくねぇだぁ。楢山節…

「のだめカンタービレ」〜古典と革新と〜

「のだめカンタービレ」、クラシック好きの仲間の間で結構盛り上がっているのは知ってましたが、自分は全然読んでませんでした。先日、ガレリア座の事務局長が、全13巻を宅急便でどどんと送ってきて、「はまりなさい」と指令してきたので、指令通りにはま…

ボヘミア・オペラ「利口な女狐の物語」〜この幸福感はなんだろう〜

3連休、雨にたたられて、予定していた娘の運動会が順延のあげく結局開催されず。今週木曜日に延期されてしまいました。職場で恐る恐るお願いして、年休をゲット。幼稚園最後の運動会だからねぇ。あとは天気の回復を祈るばかりです。さて、今日はその3連休…

否定したり回顧するのは簡単だけどさ。

NHKで放送されていた「ハルとナツ」、昨日の最終回の放送だけチラチラ見ていました。橋田ドラマは途中から見ても全体が分かる、という、なんだかホログラフィのようなドラマ(ヘンなたとえ)なので、大体のストーリは分かったんですが、ラストシーンで、…

鬼九郎鬼草子〜戯作文学って追いかけてみたい気が〜

高橋克彦さんの「舫鬼九郎」シリーズ、ちょっと古いシリーズなんですが、割と好きで、先日、第二部の「鬼九郎鬼草子」を読む。読み進めて、途中で、あれ、これどっかで読んだことがあるような・・・と思い始める。でも、どんな話だったか覚えてない。でも、…

モネ劇場来日公演「ドン・ジョヴァンニ」〜モーツァルトは難しいねぇ〜

昨夜、前々から楽しみにしていた、大野和士指揮、モネ劇場の「ドン・ジョヴァンニ」を見てまいりました。指揮:大野和士 演出:デイヴィッド・マクヴィカー 合唱指揮:ピアーズ・マキシム 合唱:ベルギー王立歌劇場合唱団 管弦楽:ベルギー王立歌劇場管弦楽…

カヴァレリア演出練〜こりゃ大変だぜ〜

週末、大田区民オペラ合唱団の「カヴァレリア・ルスティカーナ」の練習に参加。伊藤明子さん(「先生」とは呼ばないで、とおっしゃるので・・・)の演出練習が始まりました。かなり「ヤバいなぁ」と思ったのは、指揮者とオケを背中にしないといけないこと。…

世に試験ほど・・・

会社から、「通信会社の社員として、全員、最低一つはIT資格を取得してないと恥ずかしいと思わんか」と言われて、必死こいて勉強して、なんとか合格しました。ComptiaのNetwork+、というIT資格試験。別に、ほんとに大した試験じゃなくて、LAN/WAN構築の初歩…

古きよきニッポンと阪神

阪神ファンというのはジンクスに弱いのです。辞書で調べると、「ジンクス」というのはもともと縁起が悪いものを意味する英語「jinx」が語源で、英語「jinx」は、魔術に用いるキツツキ類の名をさすギリシャ語に由来するそうな。つまり、和製英語なんですね。…