娘の幼稚園のお祭り

日曜日、朝から、娘の幼稚園でお祭りがあり、女房もお手伝いがある、というので、二人を車で乗せて幼稚園へ登園。午前中の内に、幼稚園に娘を迎えに行く。

この幼稚園のお祭り、というのは、実によく考えてあります。そもそもが、どの幼稚園でもよくやる、バザーというやつが発展したもの。普通のバザーだと、家にある不要品とかを持ち寄ることになりますが、それだと、肝心の子供たちが楽しめないじゃないか、という意見が出たそうです。実際、バザーの買い物に来るのはお母さん方。どうしても子供連れになりがちだけど、子供が楽しいような商品はそんなに見当たらない。子供は面白くないから、早く帰ろうと母親の手を引っ張る。母親は、色々と品定めをしたいのに、集中できない。子供も親も楽しくない。

ということで、子供も親も楽しめるイベントを、ということで考えられたのが、このお祭り。ここでの商品は、徹底して子供向け。それも、キャラクターの絵や、色とりどりの布で、父兄が作った手作りのおもちゃがメインです。それに、10円、とか、20円、高いものでも、100円くらいの値段がついている。園児は、親から持たされた500円くらいのお小遣いで、自分の欲しいものを選んで買う。自分一人でお買い物をする、という体験学習にもなる、というわけ。

午前中の早い時間に、園児たちのお買い物が終ると、後半は、園外の一般のお客様もご招待してのお祭り。子供用のゲーム(ペットボトルのボーリング、スーパーボール釣りやヨーヨー釣りなど)が、幼稚園の教室や体育館にセッティングされて、誰でも楽しめる。軽食や綿菓子なども売られていますが、運営は全て父兄がやります。園児たちが買った後の商品も、園外の子どもたちに販売されます。

娘は、きれいなブルーの布の、手作りのスカートと、プラスチックのビーズで作ったティアラと、ネックレス、なんかを買って大満足。女房は、パンの販売店の売り子さんをやっていて、娘は、「ママがパン屋さんになった」と、これも大喜び。帰宅してからは、買ったばかりのスカートをはいて、ティアラをつけて、先日のガレリア座サントリーホールでの公演のDVDに合わせて、踊りつづけていたそうです。この子の将来が不安だ。

娘の通っている幼稚園は、送迎バスもなく、給食もない。父兄が幼稚園の運営に参加する機会が多い幼稚園です。最初は、結構面倒臭いかなぁ、と思っていましたが、女房の友人の輪も広がったし、何より、子供たちと親が一緒に楽しむ場が多い、というのが魅力。町内会とかの地域の活動が少なくなっている昨今ですから、こういう地域の結びつき、というのも、たまには新鮮で楽しいもの。

日曜日は、このお祭りの後にも色々と活動したのだけど、随分長文になってしまったので、今日はここまで。続きは明日書きましょう。