日本に来てます

10月の頭から研修で日本に来ています。そしたらそのまま東京での仕事で足止めを食ってしまい、10月の前半は日本で過ごすことになりました。15日に帰国(米国に帰る、という意味ね)予定。

思わぬ長滞在になったので、久しぶりに家族水入らずの三連休。足止めの原因になった日本での仕事はかなりヘビーなものなので、頭の7〜8割はそちらに持っていかれているのですけど、それでもありがたい日本滞在の時間を楽しんでいます。

おかげで、女房が6日に出演した、アルモニア・ヌーヴァの「フィガロの結婚」も(途中からだったけど)見に行くことができました。フィガロ役の横山弘泰さんが素晴らしく、感動してしまう。前の「ルクブルール」の公演でお世話になったスザンナ役の長浜奈津子さんも明るいスザンナを好演されていて、とても素敵な舞台でした。女房も気品のあるロッジーナをしっかり演じていました。お疲れ様。

週末には、ガレリア座の練習にもお邪魔する。皆さんの変わらない様子、何より、素敵なヴィーナ・オペレッタの名曲に酔いしれる。女房がもらった「輝く月よ」(キュネッケ「どこかのいとこ」より)という曲がまた素晴らしい曲で、女房の新しいレパートリーになりそう。

週末には、新装開店した銀座のYAMAHAにも立ち寄り、せっかく混声合唱団に入ったので、混声合唱の楽譜をいくつか仕入れてみたりする。しかし、銀座のYAMAHAはなんだかすっかり洒落た感じになって、どこかのホテルみたいな感じだね。会計のお姉さんの応対も実に洗練されていて、高級ホテルみたいな感じだった。

たった二週間の滞在なのだけど、それでも、すっかり以前の日常に埋没してしまっていて、米国での生活が夢のように思えている今日この頃です。とはいえ、きっと米国に戻れば、日本で過ごしている日々が夢のように思えるようになるんでしょうね。あと数日、なんとか仕事がうまく行きますように。