久しぶりの合宿

土曜日から、ニューヨーク混声合唱団の強化合宿に参加。ガレリア座にいたころは、週末は昼から夜まで歌いっぱなし、というのが当たり前だったから、久しぶりにそういう時間の使い方をして、なんだかすごく懐かしかった。体は疲れるのだけど、気持ちとしては、こういうのが自分の場所なんだよなぁ、という気がする。

まぁ当たり前なんだけど、日本の歌合宿なんかとはかなり趣が違います。今回の合宿場所は、ニュージャージにあるHilton系のホテル。ホテルのセミナールーム(日本のいわゆる「宴会場」)で練習をする。宿泊部屋も、当たり前ですが、6人部屋、なんてありません。普通の日本のビジネスホテルみたいな感じで、1人部屋とか2人部屋です。夜の宴会は大きなピザを乗せたテーブルを囲んでやり、合宿費はチェックで支払い。アメリカだなぁ、と思うのだけど、結局やってることは、ひたすら歌うこと。ここだけは変わらない。

夜の宴会の余興では、メリー・ウィドウの「女・女・女」と、ドン・ジョバンニの「お手をどうぞ」をやって、結構好評でした。他の男声メンバーのお誘いを受けて、久しぶりに、男声合唱の「月光とピエロ」と、「柳河」をやって、これも面白かった。歌っていうのは、聞くのも楽しいものかもしれないけど、やっぱり自分で歌って演じるのが一番楽しいね。