2008-01-01から1年間の記事一覧

GWの活動(後半)

今度は、GW後半の活動です。 <ガレリア座の練習> GW中も相変わらずガレリア座の練習は続いているのだけど、新しい演出がつく、というより、以前の演出部分の復習、というのが中心でした。一つ一つのシーンのクオリティを上げるには、こういう時間があった…

花いちもんめ

子供の遊び歌、というのは色んなバージョンがあるとは知っていたのだけど、最近娘が歌っている「花いちもんめ」の歌が、私が子供の頃歌っていたものと全然違っていてびっくりする。私が子供の頃歌っていたのはすごくシンプルで、「勝って嬉しい花いちもんめ…

GWの活動(前半)

GW前半の活動を雑記帳風に。 <ガレリア座の練習> ガレリア座の練習は2幕の演出が徐々に付きはじめる。「美しきエレーヌ」という演目は、エレーヌというタイトル・ロールがどれだけ「可愛い悪女」に描けるか、という所が勝負だったりするのだけど、この2…

いい声だからって

以前、「人は見かけが9割」という本の感想文をこの日記に載せたことがありました。それと同じように、人の声が与える印象、ということを、雑談風に少し考えてみる。単純に言ってしまえば、「顔がいいのと声がいいのと、どっちが得かしら?」という、下らな…

鮮度を保つこと・研ぎ澄ますこと

お笑い芸人さんが、自分のトレードマークのようにして持っている一発芸がありますよね。最近で言えば、小島よしおの「そんなの関係ねぇ」とか、既に記憶の片隅にしか残っていないレイザーラモンHGの「フォー!」とか、いまや誰か覚えている人がいるだろう…

味わうもの

先日、同僚がくれた「R25」をちらっと見ていたら、巻末のコラムに、高橋秀美さんが、「人生は楽しむためにあるのだろうか?」というコラムを寄せていました。激しく同感する。高橋さんは、「人生は楽しむためにある」という言葉が妙に流行っているけど、「…

合宿楽しかったなぁ

ガレリア座でずっと活動していると、結局、週末がほとんど練習に費やされる、ということになります。仕事で毎日午前様の私からすれば、貴重な家族サービスの時間が、全てガレリア座の練習に費やされることになる。疲れた身体を休める貴重な睡眠時間も削られ…

「黎明の風」〜ハデすぎました〜

私の兄が書いた「白洲次郎 占領を背負った男」を素材に、宝塚歌劇が「白洲次郎さんをタカラヅカの舞台にします」という話があって、ほんとかよ、と思っていたら、これがほんとになっちゃいました。「黎明の風-侍ジェントルマン 白洲次郎の挑戦-」という舞台…

「北一輝論」〜読み手が物語を作る〜

北一輝、という人物には昔から興味がありました。苗字が私と一緒である、というそれだけの理由なんですけどね。二・二六事件の思想的な拠り所となった人物、という知識を得た後、片目の魔王と言われた数々のカリスマ的、宗教的、神秘的なエピソードを知って…

「ちりとてちん」〜裏方ってのは素晴らしい仕事なんだよ〜

「ちりとてちん」終わっちゃいましたねぇ。関東地方では歴代朝ドラの視聴率の最低記録更新、なんて言われてますけど、逆に、視聴率というのが作品の良し悪しを測る指標としてふさわしくない、というのがこれで証明されたような気がする。練りに練られた脚本…

新宿芸術祭〜裏では色んなことがあるんですよ〜

なんかこの日記も全然更新できてなくて、いつも読んでくださっている皆さんには申し訳ありません。仕事が無茶苦茶に忙しいのがとにかく最大の理由。さらに、先週末には一つ大きな舞台のお手伝いの仕事があり、公私ともにジタバタ状態でした。産経新聞に連載…

「美しきエレーヌ」をめぐる会話(創作)

週末、「美しきエレーヌ」のソリスト強化練習、ということで、土曜日・日曜日とぶっ通し練習をしてまいりました。非常に充実感のある練習でした。歌に関しては、まだ自分で型を定めていなくて、表現の引き出しを沢山用意する段階・・・という感じです。自分…

「クライマーズ・ハイ」〜死の価値、ということ/ジャーナリストであること〜

誰にも、自分が無条件に「反応」してしまうニュース、というのがある気がします。「反応」には色々あって、その時に自分が感じた感情の動きによって違う。なんともいえない不愉快感とか、心揺さぶられる感動とか、思わず思い出し笑いが出てしまうとか・・・…

『で』

最近何となく気になるのだけど、お話していて、「で」という接続詞を使う人が増えている気がするんだけど、これって、私の気のせいでしょうかね?「それで」の略としての「で」なんですけど、こんな状況で登場します。お話ししていて、「xxxxなんですよ…

「平野満&山口悠紀子ジョイントコンサート」〜知性と人情〜

先週の金曜日、大田区民オペラ合唱団でお世話になっている山口悠紀子先生のリサイタルに出かけました。大田文化の森ホールでのリサイタルです。200席を超えるホールの客席はほぼ満席。端整でありながら、温かい雰囲気の、とてもいい演奏会でした。自分の…

日本語歌唱について最近よく考える

ガレリア座という所は、日本語でオペラやオペレッタを上演するので、日本語歌唱、ということにはすごく気を使うわけですけど、今回の「美しきエレーヌ」では、今まで以上に自分の中でそれを意識している気がしています。場数を踏んでいく中で、少なくとも頭…

Fちゃんは本当にすごい

1週間、全然日記が更新できずにおりました。例によって忙しすぎて・・・色々とあったインプット、ちょっとまとめておきます。 ・「美しきエレーヌ」の練習がかなり面白くなってきました。一通りの音取りと、日本語の訳詞の吟味が終わり、与えられた歌のフレ…

最近の親バカ報告

最近、うちの娘のことでパパが昇天する話をあんまりこの日記に書いてませんが、相変わらずコンスタントに昇天してオリマス。「子供が可愛いのは幼稚園までで、小学生になったら全然可愛くなくなるぞ」なんていってた人がいたけど、うちの娘は今でも可愛いぞ…

「パイ」の奪い合い

大体この日記は、デスクワークの息抜きに書いているんですが、打ち合わせが多くてデスクに向かう時間自体が少なくなってしまうとどうにもならなくなっちゃうんです。先週はまさにそんな感じで、全然時間取れず。とりあえず、先週のインプットを並べてみます…

「日本沈没」「グエムル」〜何を守るのか〜

先日の日記にも書いたんだけど、年末から年始にかけて見た、2つの映画についての感想です。全然関係ない2つの映画なんだけど、連続してみると中々考えることが多くて面白かった。CGによる特殊撮影を駆使したパニック映画、という点では共通しているのだけ…

とりあえず色んなインプットを並べておきます

また仕事がパニック状態になっていて、中々インプットに応じたアウトプットができずにおります。ひぃひぃ。とりあえず、先週末から今日までの大きなインプットを並べておきましょうか。・土曜日、ガレリア座の練習会場のすぐそばにある、シチズンプラザとい…

「のだめカンタービレ」新春スペシャル〜よくぞやった〜

「のだめカンタービレ」新春スペシャル、しっかりチェックしました。色んな意味で、「よくぞやった」という感じだったね。なんといっても、ターニャとフランクのキャスティングが最大のポイントだった気がする。女房が、「これって、ベッキーとウェンツくん…

年末年始のいろいろ

相変わらずバタバタしていて、中々更新ができずにおります。年末年始には色んな活動があって、色んなインプットがあったのだけど、とりあえず、ちょっと日記風にメモを並べておきます。中々充実した年末年始だったぞ。・仕事納めの後、年末の大掃除。破れた…

客がサービスの質を決めるんだよな。

新年明けましておめでとうございます。今年も相変わらず、下らない独り言を綴っていきたいと思います。業務多忙のため、ちょっと更新ペースが落ちておりますが、今後ともご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。大体、年始のこの日記というのは、毎年恒例…