最近の親バカ報告

最近、うちの娘のことでパパが昇天する話をあんまりこの日記に書いてませんが、相変わらずコンスタントに昇天してオリマス。「子供が可愛いのは幼稚園までで、小学生になったら全然可愛くなくなるぞ」なんていってた人がいたけど、うちの娘は今でも可愛いぞ。いきなり親バカ全開だぞ。すみません。

とはいえ、以前のように子供子供していた反応が、どんどん大人の反応に移り変わっているのは確か。今日は、最近、娘の成長を実感する近況を3つほど。
 
・お気に入りの本は「ブンダバー」です。

以前、この日記に女房がコメントで書いていたけど、最近の娘のお気に入りの本は、「ブンダバー」という、人間の言葉を話せる黒猫が主人公のシリーズ。全10巻の第一シリーズを全部買い揃えて、第二シリーズもそろそろ買ってみようかな、という感じ。パパやママも喜んで読んでいます。かなりムチャな設定なんだけど、きちんとディテールが書き込まれているおかげで、嘘くさくない。ところどころで挿入されるサイドストーリのエピソードが中々ハードなんだけど、ハードな内容をソフトに読ませるオブラートのくるみ方がとても上手で、説教臭くない。とってもいいシリーズです。ガレリア座のママ仲間のS子ちゃんによれば、同じ年頃の子供たちの間でいくつかのシリーズ本が流行っていて、その中の一つなんだって。
 
・おならについて力説

下品な話で申し訳ありません。パパはすっかり「加齢臭のする中年男」なので、家の中で所かまわず屁をかまします。ある日、到底信じがたいタイミングで派手な音で放屁したパパに、ママが強烈に不愉快な顔をしたところ、娘はそんなママに一生懸命力説しました。「あのね、学校の同級生のxxちゃんのおばあちゃんはね、おならが出ない病気になって、入院しちゃったんだよ。で、手術して、初めておならがぷぅって出たらね、xxちゃんの家族とお医者さんたち全員で拍手したんだよ。おならは大事なんだよ。出なくなったら大変なんだからね・・・!」

・・・パパもママも昇天。おならは大事。
 
・「ひなニュースです」

私の身内が産経新聞で連載を持っていて、それが毎週火曜日に掲載されています。なので、毎週火曜日の産経新聞を買っているのだけど、それに定期連載されている、「ひなちゃんの日常」というマンガがあります。私の娘も、愛称が「ひなちゃん」なので、他人事とは思えない。マンガの主人公の「ひなちゃん」は、まだ幼稚園くらいの女の子なので、少し娘よりも幼いんですけど、とっても可愛いよい子に描かれている。

今週の「ひなちゃんの日常」では、「最近暗いニュースが多いなぁ」とTVのニュース番組を見て暗澹としているおじいちゃんに、ひなちゃんが、「ぱんぱかぱーん、ひなニュースです。昨日、おじいちゃんはたい焼きを買ってきてくれました。みんなでおいしいね、と食べて、幸せな気持ちになりました。」と話しかけて、おじいちゃんがとっても幸せな気持ちになる、という回でした。これを読んだ娘が、「私もやる!」と、「ひなニュースです!」と言いながら、学校であったことや、想像したことなんかをパパやママの前で喋ってくれる。学校でフィギュアスケート選手権があって、ショートで転倒した「ひな選手」は、後半のフリーで巻き返して優勝しました、とか、「CMです!学校の近くには焼き鳥屋さんがあります。レバー1串100円、ねぎま1串100円、トリ1串10円です。どうぞご利用ください!」(何故トリだけ激安なのかは謎)とか、ずっと喋っている。会社帰りのパパは、途中で切り上げたので10分くらいでしたが、ママは30分くらい付き合ったそうな。今日の「ひなニュース」では、

「マチナカ情報室では、嫌いなものの味をクリアすることができる便利なティッシュが紹介されました。価格は千円です!」

というニュースが流れたそうな。視聴者のママは簡単に昇天。
 

・・・知識を身につけて、身体も大きくなって、どんどん理解の幅も行動の幅も広くなってくるんでしょうけど、「パパ、ママ大好き!」って言ってくれている間は、やっぱり子供は可愛いです。てなわけで、今日はすっかり親バカ日記。