とりあえず色んなインプットを並べておきます

また仕事がパニック状態になっていて、中々インプットに応じたアウトプットができずにおります。ひぃひぃ。とりあえず、先週末から今日までの大きなインプットを並べておきましょうか。

・土曜日、ガレリア座の練習会場のすぐそばにある、シチズンプラザという所のアイススケート場に家族そろって行く。真央ちゃんファンの娘が、以前からアイススケートをやりたがっていたのだけど、なかなか行く機会がなかったんですね。そしたら、ガレリア座のピアニストのS子ちゃんが、「練習場のすぐ近くにあるよ」と教えてくれた。娘はもちろん、初アイススケートで、私と女房は、学生時代に1回行ったきり。三人して、手すり近くをのそのそしておりましたが、娘はすぐに手すりにつかまらずにふらふら滑れるようになってしまう。子供ってのはすごいですねぇ。

我々みたいな手すり磨き隊を尻目に、リンクの真ん中あたりでは、すごく上手な子供たちが、きれいなフィギュアスケートの服を着てぴょんぴょん飛んでいたり、ビールマンスピンをしていたりする。真央ちゃん人気で、フィギュアスケートの競技人口も増えているんでしょうね。パパは、ちょっとだけスピード出して滑れたもんだから、調子にのって滑っているうちに、止まり損ねて右ひざを痛めてしまいました。だいぶ楽になってきたのだけど、走ったり、階段を上ったりすると、いまだに若干痛みが走ります。年寄りはムリしちゃいかんよ。

・娘は、初めてのスケート体験がよっぽど楽しかったらしく、「日曜日も行きたい!」と言い出す。日曜日の午後、女房がガレリア座の練習に、シチズンプラザの近くの練習会場に出かけるので、お迎えついでに、パパと二人で行くことにしました。パパは右ひざがちょっと不安だったのだけど、まぁ娘に付き合って適当に滑っていれば大丈夫か、と、二人して同じリンクへ。

土曜日より混雑がひどい。市民プールやスキー場なんかと同じで、こういう場所では、同じリンクで滑っている人たちのマナーの悪さに閉口するのだけど、ここもご他聞に漏れず、まぁひどいもんです。そういう傍若無人な人々や、我々のような手すり磨き隊の間を、華麗なステップを踏みながらすいすいと滑っていくフィギュアスケートの格好をした異様に上手な小学生がいて、感心してしまう。時々、白髪のおじいさんが無茶苦茶上手にすいすい滑っていたりするのがカッコイイ。あんな風に年取りたいもんだね。

・日曜日の夜、女房と娘が寝静まってから、ハードディスクに録画してあって見られずにためてあった、「日本沈没」(樋口監督版)を見る。同じパターンで、年末には「グエムル 漢江の怪物」を見ていて、これの感想もまた書きたい。ネット上で見ると、「日本沈没」については辛口評価が多いのだけど、大甘映画ファンの私としては結構楽しめたぞ。っていうか、樋口さんというのはいい意味でも悪い意味でも、日本においてハリウッド的な映画を作ることができる稀有な人で、そういう映画作りをどう評価するか、という感性の違いかも。逆に、同じ映画がハリウッドで製作されていたら喜んで見た人が、日本で作られているから、というだけでけなしている気もしないでもない。「グエムル」も突っ込みどころ満載なんだけど、パワフルな展開でぐいぐい見せてくれました。やっぱり映画っていいねぇ。

奥田英朗イン・ザ・プール」を読了。心を病む現代人の極端なパロディ像である精神科医が、逆に心を癒してくれる逆説的世界。ちょっと予定調和に過ぎるかなぁ。

・月曜日、何もない祝日。家でぼんやりと録りためた「ちりとてちん」を見なおしながら過ごす。夕方になって調布に外出。昨年から調布近辺で始まった、「宿場町の竹灯籠祭り」というお祭りが、布田天神で開催されておりました。お参りして、正月飾りと去年のお札をお炊き上げに出して、新しいお札を買う。境内中に美しく配置された竹灯籠の灯りが幻想的で、その灯りの中流れるジャズの演奏もとても素敵でした。

・2月に、天使になったFちゃんの3回忌の追悼ミサをやろう、と計画していて、その中で、私の書いた、「Fちゃんは天使になった」の朗読会を開催することになり、準備をぼちぼち開始しています。今週末には、会場になる調布教会で打ち合わせ予定。神父さまが、「にぎやかなミサにしましょう」とおっしゃるので、女房も一曲、神父さまからのリクエスト曲を歌うことになりました。人間の子供だった頃のFちゃんをご存知の方にもご存知ない方にも、天使のFちゃんが笑顔を届けてくれるように、夫婦ともども頑張りたいと思います。