たまには日記風に

たまには日記風に、テーマを絞らず、週末の時間を書き留めておきましょうか。

11日(金)は、女房どのの30n回目の誕生日、ということで、ご近所のお気に入りレストラン、クリスマス亭でバースデーディナーを予約。誕生日プレゼントは何がいいのか、ママに聞いてください、と、娘にメールしたら、娘から、

るくるーぜ:はあとのおなべいいって(^v^)

というメールが来る。るくるーぜって何?ハートのおなべ?全然ちんぷんかんぷんのまま、新宿高島屋に行き、1階のインフォメーションセンターで、

「『るくるーぜ』っていうお鍋のメーカーらしいんですけど、家庭用品売り場で扱ってますか?」

と聞いたら、案内嬢が、みょーに見下ろした感じで、

「はあい、(もちろん、当然)ございまあす。(そんなことも知らないのねぇ、殿方は、おほほほほ)」(()内は私の想像)

と、案内してくれました。ル・クルーゼって有名なメーカーなんですね。言ってみれば、「ルイ・ヴィトンって、ここで扱ってます?」って聞いたようなもんなんでしょう。男子厨房に入るべからず、なんて文化は持ってませんけど、鍋のメーカーに詳しいほど台所に精通しているわけじゃないんだからしょうがないじゃんか。女房ご所望のハートの形をしたお鍋(ココット・ダムール、というんだそうな)を購入し、帰宅。このお鍋は週末を通して、豚汁・シチューなどに早速大活躍しました。

12日(土)、娘は終園式、とのことで幼稚園へ。お迎えに行って、近所の東宝大工センターというホームセンターで、家の切れた電球や、庭の花壇の花などを買う。久しぶりに何にもない土曜日。庭仕事とか、家の仕事などをこなす。夜、女房は大久保混声合唱団の練習に。お見送りついでに、調布パルコで娘とCDを買う。次の私のイベントは、大田区の合唱団の「カヴァレリア・ルスティカーナ」なので、事前勉強の資料購入です。ついでに、娘のCDも買ってあげる。ディズニーのサントラCDと、おかあさんといっしょのコンサートのCDを2つ並べて、「どっちにする?」と聞いたら、「どっちも」と言い切られる。うーむ、まあいいか、あんまりCD購入したりしないしなぁ。はい。甘い父親です。

夜、おかあさんといっしょのCDを娘と一緒に聞く。「ようこそ♪歌う森のパーティーへ」というNHKホールでのコンサートのライブ録音。やっぱりこのうたのおにいさんとおねえさんは上手だなぁ。ライブなのに、ハーモニーがすごくきれい。でもそれ以上に、歌う木という声だけの役で出ていた由紀さおりさんが、すごかった。歌のおねえさんの歌が下手に聞こえるもんね。娘はCDをバックにリビングで踊りまくっておりました。その後、早めに就寝。

13日(日)、本格的に、なあんにもない日曜日。一日、TVの前のソファーでぐたぐたとすごす。「カヴァレリア」は、やっぱり本格派を聴こう、と思って、セラフィン・デルモナコの盤を買いました。デル・モナコって、けれん味が武器の歌い手か、と思っていたけど、すごく楽譜に忠実で、かつイタリア語が素晴らしく明瞭に響くのでびっくりする。全然けれん味なんかないのに、声の力で輝いちゃうんですねぇ。すごいなぁ。

「カヴァレリア」の合唱の音取りをしたり、娘と一緒に、「セーラームーン」の続きを見たりして、一日ぐだぐだと過ごしました。土日にイベントや練習を入れることの多い我が家では、こういう、「何もない週末」というのが本当に貴重だし、珍しいんです。またボチボチと、次の舞台に向けての準備が始まりますけど、今はとにかく、この「ヒマな週末」を十分に楽しもう。しかし、「セーラームーン」でクンツァイトやっている窪寺昭さんってのは、立ち姿、身のこなしからセリフ回しまで、ほんとにキレがいいなぁ。ビジュアル系の出演者たちの中で一人だけ、「オレは役者だ!」っていうオーラが出まくり。すげえ。