@onefive SPOTLIGHT~僕らの希望~

今日は恵比寿ガーデン・ホールで開催されたonefiveのライブ、「SPOTLIGHT」に行ってきました。その感想を。「推しが武道館にいってくれたら死ぬ」(以下「推し武道」)の界隈の方のお話も聞けて、色んな意味でこのグループは、コロナ禍を超えた先にある僕らの希望なんだなぁ、という思いを新たにしました。

基本的に人見知りのコミュ障ジジイなので、これまでの現場は全てぼっち参戦だったのですが、自分が並んだ物販の列で、いつもtwitterで温かいコメントを下さる方や、最近推し武道界隈でまきゆめ推しからonefive推しになって下さった方々と偶然隣り合う機会があって、思わず話しかけてしまいました。案の定安定のコミュ障発動で、しっかりお話もできず不愉快な思いをさせてしまったかな、と思うのですけど、解禁されたばかりの「未来図」のフルMVを一緒に見て感激しあったり、さくら学院の頃からの有名人父兄さんからシールをいただいたり、お手製うちわで有名な父兄さんにうちわの写真撮らせてもらったり、レアなアクリルスタンド勢揃いの写真撮らせてもらったり、さくらの結んでくれた絆を再確認することができました。お相手してくださった皆様、本当にありがとうございました。

ほんとにカワイイイラストですよねぇ。しかも吉田爽葉香さんのキャラがちゃんと表現されていて、愛情の深さ感じます。

 

これはレアだったー。

 

こちら、現場写真でございます。

 

開演待ちの時には、推し武道の眞妃ゆめ推しの方とお話することができたのですけど、その方のお話の中でも印象的だったのが、「アニメの推し武道も、コロナのせいで計画されていた色んなイベントや実写化の話が全部立ち消えになってしまっていたんです」というお話でした。コロナは僕ら父兄からデビュー直後のonefiveと直接会える機会を奪い、さくら学院という宝物を奪ったけれど、他の界隈でも様々な夢や希望が奪われていたんだなぁ。考えてみれば当たり前のことなのだけど、改めて実感した瞬間でした。

「そんな時に、突然、『推し武道』が実写化されるって聞いて、眞妃ゆめ推しの仲間と、『眞妃ゆめはどんな子が来ても絶対文句言うよねぇ』と言い合ってたんですよ」とおっしゃっていたその方は、そのお仲間と共に、いまやonefiveのKANOちゃんとSOYOちゃんを全力で推してくれている、と伺って、ちょっと不覚にも目頭が熱くなってしまった。さくら父兄にとって、この子達が他の界隈で受け入れてもらえるだろうかっていうのは本当に不安で、もちろん、原作ファンの期待を裏切らなかったonefiveの4人の努力や、原作をしっかりリスペクトしたドラマスタッフの方々の力もあるけど、何より、推し武道のファンの方々の優しさもあるなぁ、というのを身をもって感じた時間でした。

僕らの希望と期待のはるか上のパフォーマンスを見せてくれるonefive、今回も鮮やかなSPOTLIGHTの中でまさに宝石のようにキラッキラに煌めくパフォーマンスを見せてくれたのだけど、スケールが大きくなっても決して場に呑まれないのは、さくら学院から養ってきた集中力と表現力のたまものだね。それでもやはり大きな会場になると、KANOちゃんのダンスの輝きが映えるなぁ、というのも実感しました。パワフル、というのではなくて、動きのしなやかさと柔らかさで、ふっと視線がそこに引き寄せられるようなオーラを感じた。ハロプロで鞘師さんがエースと言われたのって、こういう吸引力を持ってたからかなぁ、と思ったり。

4人のパフォーマンスの成長を感じたのは、Just For Youと、缶コーヒーとチョコレートパンのアンサンブルで、柔らかで流麗なダンスを継続しながら、ハーモニーが全く乱れない。以前のパフォーマンスでは少し不安定感もあったんですけど、どんどん歌唱の安定感が増してきて、それがなめらかなダンスとシンクロして、ステージ上にすうっと心持って行かれるような感覚になりました。特にSOYOさんとGUMIさんの歌唱がパワーと安定感を増している感じがした。

圧巻だったのは「未来図」のパフォーマンス。どちらかというと今までの他の楽曲は、渋谷クワトロのような少し小さなハコに似合う感じもしたのですけど、「未来図」はフォーメーションダンスのパワーも音圧も段違いで、これは武道館クラスの空間でも十分勝負できるんじゃないかなぁ、と思った。

相変わらずトークで場を引っ張るMOMOさんのMC、今回はどれも胸つかまれる感動的なMCだったのだけど、中でも、武道館を目指す自分たちについてきて、と言われた時には本当にぐっときたなぁ。推し武道のファンの方も、「Cham Jamのメンバーが武道館に立つのは推し武道ファンの夢でもあるんです」とおっしゃっていたけど、BABYMETALの次に武道館でライブをするグループが、さくらのOG達の中から生まれる、というのも、さくら父兄にとっての夢で、onefiveはそんな二つの世界からの夢を託されたグループになったんだなぁって思った。人の夢や希望を背負うことは本人達にとって大きなプレッシャーだと思うし、僕らは彼女達に自分たちの夢を担わせちゃいけないとは思う。でももし、4人が同じ夢を持って自分たちの未来図を描いているのなら、僕らも4人の夢を実現させるためにできるだけのことをしてあげたいって改めて思いました。色んな世界の人たちが貴女たちを応援してるんだから。貴女たちは僕らの希望なんだ。コロナで破壊されたこの世界にもたらされた4つの希望の宝石たちの輝く軌跡を、どこまでも追い続けていけたら。onefiveの皆さん、素晴らしい時間と、夢と希望をありがとう。何があっても、僕らは貴女たちの味方だよ。