最近更新をさぼっておりました。FACEBOOKにはちょこちょことレポートしたりしているのですが、最近の活動をまとめて日記風に。
先週の金曜日、六本木ヒルズの某外資系企業にて打ち合わせ。非常に尖った会社で、社内は温泉旅館をイメージした内装になっており、壁に縁日のお面が飾ってあったり、休憩室に卓球台やビリヤード台があったりする。
こんなのとか
こんな感じ。遊び心の詰まった楽しい職場です。
東京タワーがきれいに見える窓辺に連れて行ってくれたのですが、このアングルから見る東京タワーは本当にきれいですね。全体のプロポーションが美しい。スカイツリーもすごいと思うのだけど、鉛筆みたいに細長すぎて、夜景、という意味ではやっぱり東京タワーがきれいだと思うなぁ。スカイツリーはむしろ日中の姿の方がりりしくてよい気がする。
きれいだねー。
土曜日になって、午前中まではふつうに過ごしていたのだけど、昼過ぎくらいから急に体中に倦怠感が来る。なんだ、と思っていたらみるみる体調が悪くなって、熱を測ったら３８度を超えている。これはひょっとして、とその日は休み、翌日、休日診療のお医者さんに行ってみたら、的中、インフルエンザＡ型でした。まだ調布・府中近辺では全く流行していないそうで、お医者さんから、「この病院で第一号ですよ」と言われる。タミフルを処方してもらってその日のうちに熱は下がり、翌日大事をとって会社を休んで、火曜日から復帰。とはいえ、本当は熱が下がってから４８時間は様子を見た方がいい、という話もあり、火曜日はウィルスを街中にまき散らしてしまったかもしれん。ウィルスは目に見えないから、タミフルで熱が下がって元気になってしまうと、自分がどれくらい危険なものをまき散らしているか分からなくなってしまうんだよね。
水曜日から、山口県にある会社の衛星通信所に出張。衛星通信というのは、光ケーブルの発達で通信の世界では脇役になっていますが、地震の際などの非常時通信として今でも根強い需要があります。そういうビジネスを抜きにしても、このでっかいパラボラアンテナってのは男の子心をくすぐるよね。怪獣映画のパラボラ型超兵器で刷り込まれてしまった興奮。
夕焼けのパラボラアンテナ。ううむ、かっこいい。
木曜日、出張先からそのまま会社に出社して仕事をしていたら、女房から、「発熱したぁ、とーちゃんのばかぁ」というメールがくる。しっかり伝染ってしまったらしく、近所の病院でＡ型と診断されたそうです。今度は女房が家庭内隔離になって、娘への感染だけは防ごうと頑張る。とりあえず、土曜日の今日まで、娘には感染しておりません。なんとか頑張るぞ。
１４日の金曜日は娘の１３歳の誕生日。誕生日プレゼントには、先月すでに初めてのスマートフォンを買ってあげたので、この日はバースデーパーティをやってあげるつもりだったのですが、女房がそんな状態なのでパーティは日曜日に繰り延べ。とりあえず、バースデーケーキだけを用意しました。パルコの地下のユーハイムで買ったショートケーキ。娘は、「ショートケーキって久しぶりだぁ」と大喜びでした。
大きいロウソクを一本と、小さいロウソクを三本立てました。これで娘もついにティーン・エイジャーの仲間入り。おめでとう。
土曜日の今日は、昼からガレリア座の練習だの夜は麗鳴の練習だの。麗鳴ではボランティアでドイツ語の歌の発音指導、なんてことをわが身の実力省みずやってたりするんですが、言葉が楽曲の構成の中でどう活かされているか、とか、色々勉強になって面白い。大学の時に１年間、所属していた合唱団で、発音指導、という仕事をやって、その時にも実感しましたけど、歌がうまくなると自然と発音って上手になるんですよね。発声がいいと、母音の響きがきれいになる。曲のフレーズ感をとらえることができると、それがそのまま詩の持っている語感につながってくる。あとはわずかな子音を整えるだけなのだけど、歌の上手な人、というのは、口腔の中のコントロールが上手だから、割と簡単に子音もきれいに発音できるようになります。なので、発音指導と発声指導って、どこかで不可分になってくるんだよね。どうも母音が汚いなぁ、と思っても、発声が治らない限り改善されなかったりする。
明日は、娘と一緒に東京都美術館に、「メトロポリタン美術館展」を見に行く予定。ニューヨークにいた頃、何度も足を運んだ美術館なので、一度見に行きたいね、と言っていたのです。その前に熱も下がった女房と二人で投票にも行かねば。そんなこんなで、色々と忙しく過ごしている年の瀬です。
