春先のＮＪ近郊はお天気が荒れ気味。南部に大規模な竜巻の被害をもたらした雨雲がＮＪまで伸びてきて、ここ一週間、夕方や夜にかけて突然大雨が降ったりする。娘の学校でも、竜巻注意報が出されたりしました。急に暑くなって、みんなして、「春が消えちゃったねぇ、冬と夏しかないよ」なんて話をしている。
とはいえ、家の周りは新緑が芽吹き始め、近所の公園ではたんぽぽが花盛り。ハドソン川に沿って走るParisade通りでは、大きなマグノリアの木に、ピンクの大きな花がたわわに咲き誇っています。たわわ、というのは木の実に使われる言葉だと思うのだけど、マグノリアの花というのは、たわわ、という言葉が似合う。厚みのある大きな花弁の花がぼわっと咲く。娘は、最近のParisade通りを「もこもこ通り」と呼んでおります。
桜とちがって、マグノリアの花は散り際があまりきれいじゃないのが玉に傷。ぼてっとした花が、そのままぼとっと地上に落ちてくるので、木の下の地面がぐちゃぐちゃになってしまう。そう思うと、日本の桜っていうのは本当に散り際まで見事だよね。こちらにも桜はあるのだけど、ハドソン川沿いの公園にちらほらと並んでいるだけで、日本のような桜並木は見当たりません。その代り、マグノリアをはじめとする色とりどりのゴージャスな花が次々と咲き乱れています。
今日は久しぶりにお天気のいい土曜日。ゆっくり朝寝し、リバーロード沿いのリバーサイドパレスやターゲットで、客間に置くあかりや、テーブルなどを購入。一通りの家具の購入を終え、あとは、船便で日本から送った家財道具が届けば、家の内装がほぼ完成です。客間にはソファーベッドも備えましたので、もし日本から遊びに来る方があれば、短期滞在も可能ですよ。
家具購入後、リバーロードを北上し、ジョージワシントン橋のすぐそばにある、Fort Lee Historic Parkに行く。ここは目の前にジョージワシントン橋が望める崖の上の公園。独立戦争の際、ジョージワシントンがここで英国軍を迎え撃って、大敗を喫して敗走した、という砦の跡です。かつての砦や兵士の仮宿舎、火薬庫などが再現されていて、夏には、当時の服装に身を包んだ地元の方々が集まり、大砲をハドソン川に向けてぶっ放したり、当時の食事を再現して公園内でパーティをしたり、といったイベントも開かれます。天気も良く、展望台からの眺望を家族で楽しみました。
こんな感じです。
娘は英語のプライベートレッスンの先生も決まって、今日はターゲットでミニーちゃんやスヌーピーの柄のＴシャツを買いました。日本では着たことがない柄のＴシャツ。でもアメリカだと、なんとなくそういう気分になっちゃう。ＮＪが一番過ごしやすくなるこれからの季節、家族３人で楽しみたいと思います。
