日記に書くのが間に合わなくて・・・

ずいぶんご無沙汰してしまいました。最近色々とインプットを重ねてはいたのですが、先週末から台湾に出張に行っており、その準備だのなんだので、全然日記を書く暇がなくて・・・ちょっともったいない気はするのだけど、最近のインプットをざらっとまとめて並べ立ててしまいます。
 
・娘のいない週末

先日から日記に少しずつ書いていたけど、先々週の週末は、娘が臨海学校に行っていて留守。夫婦二人の時間を過ごしておりました。娘が大きくなるにつれて、娘の時間の中に、「両親がいない時間」というのがどんどん大きくなっていく・・・それだけ、娘の思い出の中に、親のいないイベントが増えていく・・・というのは、頭では分かってはいたつもり。第一、幼稚園や学校に通わせるということは、お友達との時間、という、両親不在の時間が確保される、ということに他ならないですからね。でも、臨海学校、という形で、家からずっと遠く離れた場所(千葉の岩井海岸だから、「ずっと」というのは大げさだ)で、親とは全く連絡を取らずに、夜も、子供が家に帰ってこない・・・というのは、我々両親にとっては稀有の体験。真っ黒になって帰ってきた娘は、また一回り大きくなったような気がします。「海でクロールで泳げるようになったよ!」なんて大きな目をきらきらさせて娘は言いますけど、そうやってどんどん、親の目の届かないところで、大人になっていくんでしょうねぇ・・・(涙)
 
・「ペリカン文書」読破

図書館で何気なく手に取った、ジョン・グリシャムの「ペリカン文書」。ジュリア・ロバーツの映画が有名ですよね。大体図書館で本を借りる時には、3冊借りる、と決めていて、1冊は割とどうでもいいアンソロジー、1冊は好みの作家の短編集、1冊は、長編小説、と決めています。今回はその長編小説が、偶然目に飛び込んできた「ペリカン文書」だった、というわけ。いや面白かったです。台湾出張の行きの飛行機の中で、一気に読みきってしまいました。米国の「民主主義」という制度が、どれだけ腐敗した「虚構」であるかが、かなりカリカチュアライズして描かれている。でも、最近のブッシュ政権の体たらくを見ていると、「カリカチュア」と言い切れない気もして怖いよなぁ。男女の関係について極めて楽観的というか、開放的なのもアメリカっぽくって、このあたりは好みの分かれるところだね。
 
・台湾は気に入りました。

中国文化圏の主だった都市・・・北京、上海、香港には行ったことがあったのですが、台湾(台北)は今回初めてでした。他の3都市に比べると一番肌に合う気がする。北京は広い土地を自転車や自動車やバイクや大勢の人たちが気ぜわしく歩いている感じがあり、上海はちょっと込み入った道を自転車や自動車やバイクや大勢の人たちが気ぜわしく歩いている感じがあり、香港は巨大なビルがぐちゃぐちゃに並ぶ谷間を、自転車や自動車やバイクや大勢の人たちが大声で物を売りながら歩いている感じがある。でも、台北はもっとのんびりしていて、雰囲気はむしろ、シンガポールやマレーシアといった東南アジアの都市に近い感じがしました。バイクはやたら多いんだけど、道を歩いている人には、さほどせかせかした感じがない。結構色々と面白い写真を撮ってきたりしたので、台湾紀行は別に文面を割いてレポートしてみたいと思います。
 
・娘が新体操で入賞!!

娘は幼稚園の年中さんの頃から、天使のFちゃんと一緒に新体操のクラブに通っていて、幼稚園を卒園した後もずっと通っています。先日、この新体操クラブで、競技会がありました。「コスモカップ」という競技会で、娘の幼稚園のクラブ以外のクラブからも参加者があります。今回の「コスモカップ」では、娘の通っているクラブが最大人数だったのだけど、他の3つくらいのクラブからの参加者の方がかなりレベルが高い。うちの娘のクラブでは、2年生になっても、立ったままそっくり返ってブリッジが出来る(「立ちブリッジ」という技)子が半分位なのだけど、他のクラブの子供たちは、1年生から当たり前のように立ちブリッジをやってしまう。中には1年生から、「倒立ブリッジ」(前方から倒立してそのままブリッジして、ブリッジからさらに逆に倒立して立ち上がる技。雑技団だよ)を軽々とこなす子供もいます。コレはレベルが高いなぁ、と、両親して娘を応援しながらも、結構びびっておりました。

娘は、体の柔らかさを武器に、参加者の中で一人だけ、「ローリング」という技を決めました。ブリッジからそのまま頭を付けて、えびのように体をそらせて起き上がる技です(骨バキバキの私の娘とは思えん)。そのおかげもあったのか、全体の1位から6位までの入賞者の中に、ぎりぎり、6位で入賞しました。がんばって練習した甲斐があったね。

娘は本当にうれしかったらしくて、「1位から5位まで、別の子が呼ばれたときは、もう絶対だめだって思ったよぉ」と大興奮。いただいた賞状は、早速額に入れて飾ってあります。娘が初めてもらった賞状。6位っていうのは、これから努力する目標もできたし、がんばった成果も実感できて、うちの娘にはなかなかいいポジションだった気がする。がんばって「倒立ブリッジ」も身につけようね。

・・・と、色んなインプットがあった8月上旬。今週末は合唱団のナレーションの仕事があり、来週は夏休みで帰省、再来週は社内研修・・・と、一ヶ月かなりばたばたしております。なかなか日記を更新する時間もないけど、暇があれば、台湾紀行などぼちぼち書いていこうと思います。ではまた。