娘が真っ黒になって帰ってきました

まる一週間、岩井海岸での臨海学校に出かけていた娘が帰ってきました。笑っちゃうほど真っ黒けに焼けております。週末、久しぶりに3人家族で、また例によって色々と活動。

土曜日、娘の新体操の競技会。臨海学校から帰ってきたばっかりで、さすがにきついだろう、と思っていたのだけど、娘は広いフロアで、一人でしっかり課題のダンスを踊りきりました。目標にしていた得点には届かなくて、ちょっとがっかりしたけれど、でもよく頑張ったね。幼稚園の年中組からずっと続けている新体操。おかげで娘の身体のキレや、リズム感がとてもよくなっていると思います。5年生の競技会までは頑張って続けようね。

新体操のクラブは、RCと呼ばれています。リズミック・クラブの略かな。娘が通っているRCには、一つ上の5年生の中に、関東大会に出場するくらい、図抜けて身体能力の高い、Nちゃん、という女の子がいます。いつも、関節の構造が人間とは違う、と思うような高難度の技を軽々とこなす。今回の競技会でも、ひょい、と上げた右足を左手で持ち、右耳の脇にまっすぐ押し付けて、右手にボールを持ったまま左足で回転する(なんて文章で書いても分からんだろうけど、要するに片足で立って1の字になったままくるっとコマのように回るんだ。と書いても分からんな。)、というスゴ技を見事に決めていた。

すごい、と思っていたら、途中の、さほど難度の高くない技で、手にしたボールがころり、と落ちてしまった。幸い、ボールが場外に出る前にちゃんと捕まえたのだけど、常に完璧を目指しているNちゃんとしては、相当ショックだったはず。でも、その後はしっかり立ち直って、全くミスなく完璧に踊りきった。終わった後、Nちゃんは思わず泣いちゃったんだけど、それでも、5年生・6年生の混成チームの中で、2位。ミスの後も緊張感を保って、最後までしっかり踊りきった根性に思わず感動。子供の競技会だから、といって、あなどってはいけません。Nちゃんが将来、新体操の日本代表選手とかになったら、家族そろって力いっぱい応援するからね。

日曜日の午前中は、近所の公民館で「南の島のティオ」の練習です。演技のプランや、曲のタイミングなどについて色々と詰めていく。単に、座ったままお話を読む、というのではなく、少し動きやお芝居を入れた「朗読パフォーマンス」。とはいえ、演技過剰になってしまうと、かえってお話の筋が分かりにくくなってしまう。きちんと朗読を聞かせる所と、お芝居として楽しんでもらえる所を整理していく。美術担当のY君のイラストも楽しみ。

日曜日の午後、伊勢丹に行って色々お買い物をした後、夕方、調布市総合体育館のプールに行く。娘が、臨海学校でかなり泳ぎが上手になったので、プールでどこまで泳げるか試してみたい、と言い出したのです。平泳ぎですいすい泳いで、かるく25メートル泳ぎきってしまう。中学校になるまで、25メートル泳げなかったパパは、ただ呆然と見つめておりました。

家に帰れば、最近の娘は、「若おかみは小学生」「黒魔女さんが通る」のシリーズを読みふけっています。以前大好きだった「ブンダバー」のシリーズと比べると、ちょっとエンターテイメント性が強い感じだけど、子供の間では随分流行っているみたいだね。親に似て、とにかく本の虫。パパも、図書館から借りてきた「死都 日本」を一晩で読了しちゃったしなぁ。時々そういうエンターテイメント小説が読みたくなるんだよね。

例によって盛りだくさんの週末。来週は娘のピアノのコンクールもあり、そのあとは夏休みで西宮に帰省。大久保混成合唱団の演奏会のステマネも引き受けて、準備も進めていかないといけない。色々と盛りだくさんな日々は続きます。