娘の新体操発表会

先週の土曜日、娘の新体操の発表会がありました。去年は平日開催だったので、年休を取って見に行ったんだよね。今年は土曜日開催だったので、胸張って見に行ったぞ。観客席も、去年より人が多い気がしました。特にお父さん方の姿が目立ったなぁ。

去年も書きましたけど、幼稚園児を中心にした新体操発表会ですから、概ね、ボールやリボンを持った子供たちのお遊戯みたいなものです。でも、今年は、参加している子供たちの年齢層が少し高くて、うちの娘も含めて、小学生の子供たちの割合がちょっと高かった。加えて、娘が参加している幼稚園の卒園生のレベルがやけに高いんです。娘の1つ上、小学校2年生のお姉さんたちのレベルもすごく高い。片手側転だの、倒立ブリッジだの、軽業師みたいな技を軽々決めてくる子がゴロゴロいる。小学校3年生以上のお姉さんたちも、難易度の高い技を結構決めてくる。

結果として、全体に見所の多い、見ごたえのある発表会になりました。これだけ子供たちのレベルが高いと、先生方も色んな思い切った振り付けができる、という部分もあると思う。でも、娘のクラブを指導している中国人の先生の振り付けのセンスはとっても素敵で、人数が多いことを十分に活かして、たくさんの見せ場を作ってらっしゃいました。その工夫にも感心。先生方の模範演技もとっても綺麗で、女房といっしょに何度も歓声を上げておりました。

自分の子供時代のことを考えると、結構飽きっぽくて、色んなお稽古事が全然長続きしませんでした。親は色々考えて、オルガン教室だの、書道教室だの、ソロバン教室だの、と通わせてくれたんだけど、ソロバン教室以外は全然長続きしなかった。

娘は、女房の方に似ているらしくって、「お稽古事は、数を少なく、年数は長く」というパターンにはまっているようです。ピアノと新体操以外の習い事はやっていないのだけど、どちらも「ずっと続けたい」と言っている。新体操クラブは、幼稚園の時に入ったクラブですから、小学校の2年生くらいになると、ほとんどの子供はやめてしまいます。でも、娘は、これからも続ける、と張り切っています。

やっぱり、継続は力、ということはあるので、どんな習い事も、続けることに意味があるだろう、と、親も応援してあげるつもり。娘は、去年はうまくできなかった側転もちょっと上手になって、発表会ではとっても頑張りました。今の目標は、ブリッジから倒立して起き上がる、という技で、日曜日はパパを補助につけて、一生懸命練習に励みました。まだまだ全然できないけどね。

娘がサンタさんから一輪車をもらったとき、「女の子は男の子と違って、結構根気があるから、乗れるようになるまで頑張るんですよね。男の子は乗れないとすぐ飽きてしまって、次の遊びを探しちゃう」、と誰かに言われました。根気よく続けてさえいれば、きっと色んなことができるようになる。できないからって、こんなのできなくてもいいや、と投げ出してしまうと、そこでおしまい。努力を続けることができる、というのも、すごく大事な才能だからね。