4日、関屋晋先生の追悼会の帰り、府中の大國魂神社に、「くらやみ祭り」を見に行く。

私の住んでいる調布市の上石原、という地名は、西から、「上石原」「下石原」という地名になります。西から東に行くと、「下」になる。東下り、ということなのかな、と思っていたら、地元のタクシーの運転手さんに、「大國魂神社に近い方が、『上』なんですよ」と教えてもらいました。多摩エリアを代表する神社なんですね。

その神社の例大祭の「くらやみ祭り」には、一度行ってみたいと思っていたのです。一番盛り上がるのは、5月5日の御輿の巡幸なんですが、今年は、前日の山車の巡幸を見に行きました。府中の各町から出てきた山車が、旧甲州街道を練り歩く。東京という街は、田舎者の集積所のような街で、かくいう私も関西出身で、女房は岩手出身。でも、東京に根付いた地元のお祭り、というのも、きちんと維持されているんですね。山車に乗っている踊り手や、楽器を鳴らす方々が、みんな、小学生や中高生くらい、と若いのがいい。こういうお祭りが毎年できる、というのは、街に活力がある証拠だと思います。