子供はほんとに面白い

娘は昨年末に5歳になりました。この時期の子供というのは、見ていて本当に飽きません。大人が知らないところで、どんどん成長している。先月までできなかったことが、今月はできるようになっている。大人も気が付かないことをちゃんと見ている。段々口が達者になってきましたから、それを口に出して言えるようになってきた。それも、こちらが思ってもいない言葉や語彙が出てくる。だから余計に驚かされることが多いです。

最近驚かされたことをいくつか。

(1)こころがきらきら

ガレリア座の練習に娘を連れて行く、というのは、我々夫婦にとってはかなりの決断です。練習中に娘がぐずり出して、練習が中断してしまうと、他の団員さんにまで迷惑がかかる。練習中に子供がぺちゃぺちゃ喋っている、というのも、練習の集中力を殺ぐ。娘の機嫌が悪くなった時に、練習場の外に連れ出してくれる人をちゃんと確保できるか。他の団員さんで、手の空いている人に頼めるか。無理なら、シッターさんをお願いするしかないけど、かなりの出費を覚悟しなければなりません。

でも最近は、練習中にぐずることもほとんどなくなってきました。先日の合宿は、初めてシッターさん抜きで乗り切りました。娘はすごく頑張って、ママやパパの練習中、おとなしく黙って練習を見ていました。飽きれば一人でお絵かきをしたり。休憩中に、ママが聞きました。えらいねぇ。随分頑張ったねぇ。ガレリア座の練習を見るのは好き?

「好き。」

どうして?

「こころがきらきらするから。」

パパもママも昇天。
 
(2)絵本

娘の最近のお気に入りの絵本の中に、「あるあめのひのケン・バーン」がある、というのは、先日この日記でも書きました。昨日、ママが台所仕事をしていて、娘は部屋で黙々と遊んでいる。随分長い時間、黙って何かやっているなぁ、と思ったら、できた、と、ママの所に持ってきたのは、「あるあめのひのケン・バーン」のある頁を模写したものでした。お月様の絵や、ケン・バーンやショバンの絵が上手に写し取ってあって、その頁の文章も全部写してあります。こんなことができるようになったんだなぁ。その後、張り切って、この絵本の全部のページを模写。仕事帰りのパパに出来上がった手作り絵本を見せる。パパは一瞬で昇天。簡単だね。
 
(3)メール

娘は最近、パソコンでメールを打つ方法を覚えました。自分でアイコンを選んで、入力方法のプロパティを選んで、ローマ字入力からかな入力に切り替える。こっちが何も手伝わなくても、そこまでは自分でできちゃう。それでメールを打つのです。娘がくれたメールのいくつか・・・

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xxxxさん(パパの名前)
にいがたのじしんってしんど6だったんだね
ではではまたメールうつからねさよなら

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おしごとがんばってね
xx(娘の名前)もかみさまにつたえとくからね。

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xx(娘の名前)をまもっててねでもまもってなかったら(**)ないゃうよ(泣いちゃうよ、の意味か)

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こんなのを職場でもらって、そのたびにパパは昇天しておるわけです。人目もあるんだからね。気をつけるんだよ。


子供が可愛いのは3歳から5歳までで、その時の可愛さ、楽しさ、幸せだけをよりどころに、クソ憎たらしくなってくる子供の子育てに頑張るのだ、という話を聞いたことがあります。それにしても、この時期の子供は本当に面白い。明日はどんなことをしてくれるのか、毎日がほんとに楽しみです。読み返してみると、ただの親バカの文章だなぁ。まぁいいじゃんネットなんだし。なんでもありだよね。ははは。