今週の頭くらいから、風邪ひいちゃいました。ゲホゲホ状態です。
風邪のひき方、というのも、年を追って変わってきますね。年齢に応じた体の状態があるからでしょうか。子供の頃の風邪の記憶はあんまりないのですが、今、娘の風邪引き状態とかをみると、わりとすぐに熱が上がりますね。あっという間に３８度以上まで上がる。本人はけろっと元気だったりするんだけど。熱が長引いたり、咳とか鼻水の症状も尾を引いたりする。ウィルスに対する抵抗力がないせいでしょうか。
最近の自分の風邪のひき方には、すっかり一つのパターンが出来てしまいました。ハナの奥がひりひり痛くなった、と思うと、鼻水やタンがまっ黄色になってくる。痛みがとれると、次に声がガラガラ声になり、咳がしばらく止まらない。熱はあんまり出ないので、会社を休むまでにはいかない。なんとなく悔しい。
３０代前半くらい、仕事が無茶苦茶忙しかった頃のこと。会社で午後体調が悪くなって、それでも残業して、少しだけ早めに帰宅して熱をはかると、３９度近い。「やった、これで堂々と明日は会社を休めるぞ」と、くらくらしながらとにかく布団に入って、がぁっと寝たら、翌朝、すっかり熱が下がってすっきり。結局、１日も休まずに、再び残業の嵐へ。これも悔しかったなぁ。
風邪、程度の病気で、会社や学校を休んだ時の、なんとも怠惰な一日の過ごし方が好きです。本質的に怠け者なんでしょうね。ずっとこのままかもしれない、なんていう悲壮感もなく、まぁ１日ベッドで休んでいれば治る、という安心感もある。ベッドでひたすらごろごろして、読んでなかった小説やら、昔読んだ小説を読み返したりしていると、女房がおかゆを炊いてくれて、ベッドサイドに持ってきてくれたりする。風邪の時のおかゆって、なんであんなに美味しく感じるのかなぁ。
・・・なんてのんきなことは言ってられないぞ。風邪をひくと、声に影響しますからね。幸い、今週末はガレリア座の練習はお休みなんですが、なるべく早めに、ある程度歌える程度には治さないと。ちゃんとした発声をしていれば、風邪をひいてもそれほど影響なしに歌えるっていうけどなぁ。
