週末の活動のことを昨日書けませんでしたね。
土曜日は、娘を新体操クラブに連れて行き、そのまま、蔵コンサートの練習のために新宿へ。「ヴァラシュディン」の振り付け練習。ガレリア座公演ほどは踊りませんが、あの公演のダンスのダイジェスト版のようなステップがつきました。こっちは久しぶりだし、パートナーのＫさんはメゾソプラノなので、そもそもお嬢様役自体が初めて。お互いなんともぎこちない限りなんですが、本番までになんとか形にしなければ。
他のナンバーも段取りが決まってきて、次第に前半部分の演出がついてきました。演出総監督はうちの女房なんですが、毎度、前日の夜とか、その場で泥縄式につけてくる。泥縄の割には結構面白い。歌い手たちもガレリア座で鍛えられてますから、曲が流れれば、ぴしっと舞台上の顔になる。段々、舞台が近づいてきたぞ、という気分になってきます。そうして高まっているところに、うちの娘とピアニストのＳさん家のＫくんとが、ピンクのボールを追っかけて駆け込んできたりして、全部がらがらがっしゃん、という感じで練習してました。和やかというかてきとーというか。
夜、大田区民オペラ合唱団の練習に。大森スポーツセンターという所で練習したのですが、昼から声帯を温めていたおかげと、最近ちょっと下半身の使い方を変えたのがよかったのか、面白いように声が出ました。歌い終わった瞬間、練習会場から、自分の声の残響がびぃん、と跳ね返ってくる感覚が２度ほどあって、これはいい感じなんじゃないの？と。でも、前にも書いたけど、声が出る、というのと、歌が上手、というのは全然違うんだよねぇ。
日曜日、蔵コンサートの練習で千代田区に。前半部分の演出が大体つき、頭からざっと通してみる。まだまだ磨かないといけない部分が沢山あるけど、仕上がるといい感じになりそう。
闘牛士の歌にも挑戦。下半身の使い方を変えた効果はちゃんと出ていて、ポジションが上がってしまうのは防げるようになりましたが、やはり、歌としては「鳴らしすぎ」とのダメ出し。もっと鼻歌風に、響きだけ集める箇所を計算してやらないと。メンバーからは、発声の面、曲想の面、フランス語の面、あらゆる側面からダメを出されて、寄ってたかって叩きなおされている感じです。・・・いぢめ？・・・でも、勉強になります。はい。(T0T)
今週末には、実際のコンサート会場になる大船渡の酒蔵を見に行く予定です。以前うかがった時には、まだまだ実感がありませんでしたけど、これだけ舞台が具体化してから見に行くと、また全然違って見えるだろうなぁ。すごく楽しみです。
