夏の推しゴト前半をまとめて~長生きすると色んな経験するよ~

この夏はさくら学院卒業生や縁のある方々が、沢山のイベントや舞台で活躍していて、さすがに全通というわけにもいかず、自分のお財布とスケジュールをにらみながらぼちぼちと参戦しています。7月・8月に参戦、あるいは参戦予定のイベントなどを並べてみます。

 

・7月15日、@onefiveが出演したSPARK 2023 in YAMANAKAKO

・7月22日、新谷ゆづみさんのお誕生日イベント

・8月6日、@onefive出演のTokyo Idle Festval(TIF)

・8月11日、遠坂めぐさん出演のストリートピアノフェス

・8月20日、倉島颯良さん、黒澤美澪奈さん共演の、♭FLATTO「じゃ歌うね、誕生日だしウチら」

・8月24日、METALVERSE

 

9月以降も、新谷ゆづみさんの出演の舞台「怪獣は襲ってくれない」とか、飯田らうらさん出演の舞台「消された声」など、楽しみな現場が続きます。様々なエンターテイメントの現場で活躍している卒業生が多いので、どうしてもある程度現場を選ばないといけないのが悲しいくらい。

ここまで参戦したイベントの感想を書き始めるときりがないのだけど、まずは、@onefiveの出演した2つのフェス、SPARKとTIFのこと。

そもそもフェス、というものに参加したのが、昨年のやついフェスが初めてで、その後が遠坂さんが出たHUGロックフェスくらい。どちらも渋谷のライブハウスでのフェスなので、SPARKやTIFのような、野外ステージでの大規模フェス、というのは初めての経験だったんですね。

推しの@onefiveは、3人で臨んだSPARKにせよ、SKYSTAGEとHOTSTAGEで弾けまくったTIFにせよ、常に前進し攻め続けるこのグループのパワーを見せつけてくれました。TIFで披露された「Justice Day」はどこかバーバリッシュな印象もある祝祭的なパワーソングで、ちょっと鳥肌立つくらいのエネルギー感じた。

個人的には、@onefiveは、洗練された楽曲と、4人の鍛え抜かれた肉体を存分に生かしたパワフルなのに繊細で美しいダンスで魅せるグループなので、SPARKのような野外フェスはちょっと不利かな、という気がした。グループの推進力になっているパワーのKANOさんが欠場した、というのも大きかった気もするけどね。他のアイドルさん達のように、ファンの方々のコールやシャウトで会場全体が盛り上がる、というより、舞台上の4人のダンスをしっかり見たくなるんだよなぁ。そういう意味では、TIFみたいな都会的なフェスの方が、4人には合っている気がする。

初参戦のSKY STAGE、爽快感ハンパなかったです。@onefiveの4人が本当に大きく見えた。

この夏に参加した現場に共通することなんだけど、色んな素敵なパフォーマーさん達に新たに出会えたのも嬉しかったです。SPARKやTIFのようなフェスでは、色んなアイドルさんのSTAGEを見て、それぞれの魅力に触れることができて、その多彩なバラエティには驚嘆。日本のエンターテイメント業界の裾野ってすごく広いんだなぁ。SPARKでは会場の中をうろうろと歩き回っているアイドルさん達(野良アイドル、と呼ばれていたが)にすれ違う機会も多くて、@onefiveの3人もすぐそばを歩いていたり、非日常的な空間が広がっていて夢のようでした。

見上げると天空には富士山がそびえ立っているしねぇ。

他のイベントでも、沢山の素敵なパフォーマーさん達に出会うことができて、それぞれの魅力を垣間見ることができました。印象に残っている人たちを並べてみます。

・SPARKで拝見した、Honey Parasolさん、ちょっと大人な雰囲気と昭和歌謡っぽい楽曲に好印象。

・SPARKで拝見した、AMEFURASSHIさん、メンバーの身体能力の高さに驚嘆。小島はなさんの上腕二頭筋から三角筋のバキバキな感じがたまらん。

・新谷ゆづみさんのバースデーイベントにゲスト出演された三阪咲さん。トークににじみ出る優しい人柄と、パワフルな歌唱に魅了されました。

・TIFのSKY STAGEで拝見したi-COL(あいこる)のお二人。リアルプリキュアのような対照的な魅力の二人で、キャラも立ってる上に、歌もダンスもレベルが凄く高い。まだ高校生ということなので、これからが本当に楽しみ。

・TIFのHot Stageで拝見した、yosugalaさん。本当は4人の所、3人でのSTAGEだったのだけど、そんな感じは全くしない堂々たるSTAGE。何が強いって、歌声なんだよね。3人ともががっつり歌える声を持っている、大人のグループ、という感じがしました。

・TIFのHot Stageで拝見した、lyrical schoolさん。何より楽曲が凄くよかった。ラップには全然門外漢なのだけど、どの曲もカタルシスがある。そこにパフォーマーの方々のアイドルっぽいキャラが加わって、たぶん同世代の方々にしっかり届くパフォーマンスなんだろうな、と思いました。

 

そして、昨日参戦した遠坂めぐさん出演のストリートピアノフェスでは、どんなジャンルの音楽も受け止めてしまうピアノという楽器の万能性と、それを引き出す様々なパフォーマーさん達のテクニックを存分に楽しむことができました。超絶技巧クラシックのリストあり、ショパンあり、ピアノロックあり、ジブリあり、J-Popあり、ジャズありタンゴあり。個人的には、アルゼンチンタンゴの松永裕平さんの自由自在さ、ヒビキさんとのコラボがすごく興奮したし、真打として登場されたJacob Kollerさんの融通無碍なジャズアレンジに、音の迷路に入り込んでひたすら心の奥にビートが響くような心地よさ感じることができました。

何より遠坂めぐさん。この人のパワフルで切ない声がキャパ900人のホールにがっつり響くのを聞けたのは嬉しかったし、「新曲」聞きながらなんだか泣けたなぁ。ライブハウスで身近に聴くのもいいけど、大きな会場でこの人の声に包まれたのが本当に幸せでした。

11月のライブも楽しみです。

BABYMETALからさくら学院にハマって、卒業生たちが色んな展開をしていく中で、沢山の素晴らしいパフォーマーさんたちとの出会いをくれました。60年近く生きてきて、新しい歌い手さんやパフォーマーさんたちに出会うのは年末の紅白歌合戦くらいしかなかったんだけどねぇ。新しい出会いをくれたさくら学院には本当に感謝です。長生きすると色んな経験するよ。