シンガポールに来ています。

最近月に一回ペースで海外出張があり、今回はシンガポールベトナム。ビジネスの関係で、やはりアジアが多いんですが、シンガポールはやっぱりアジアの中でもあか抜け度が違いますね。植民地時代のオシャレな街の面影を残しながら、ミャンマーのようにそれがアジアのジャングルの中に飲み込まれていくような感覚ではなく、そのまま近代化していっている感じ。香港ほど中華の泥臭さもないコスモポリタンな街。そこが中途半端といえば中途半端なのかもしれないけどね。東京ほどカオスでもない。ヨーロッパの街ほど自己主張もしていない。シンガポールという島自体が、たくさんの民族や文化を乗せて、ゆっくりと旅をしている船のように定まりない感じ。居心地はとてもいいのだけど。


空港から街中まではタクシーで30分足らず。途中に、マリーナ・シティ・パークのモニュメントが見えてきます。印象的な巨大なオブジェ。

今夜は一人で、ホテルの近くをうろつく。泊まったOrchidホテルの一階にとんこつラーメンの店がある、というので覗いてみれば、すごい行列でめげる。この並びにはお寿司屋さんと、もう一軒、鹿児島ラーメンの店があったのだけど、ここほど並んでなかった。商売は厳しいね。


とんこつ、という単語が市民権を得ているんですね。

近くの通りは韓国料理店街になっていて、韓国焼肉の店が軒を連ねていました。その間に、なぜかブライダル写真店がたくさん並んでいる。ブライダル写真店といえば、台北のそれが印象的だったのだけど、どうやら台湾からシンガポールに進出してきているらしい。きれいなウェディングドレスとアルバムがたくさん並んでいる。


中華圏の人と韓国人は人前でポーズとって写真とるのが本当に好きだし、抵抗がないよね。その延長かな。

以前シンガポールに来たのはもう10年以上も前。その時も、屋台村のようなフードセンターで食べたごはんがおいしかった記憶があり、ふと見ると、ありました、Maxwell Food Centerの文字。大喜びで飛び込む。


これよこれ。

安いし旨いんだよねー。中華料理が多いけど、タイ料理とかインド料理もある。ざっくり言って、料理店と、ジュースやデザートなど甘いものを出してくれる店と、ビールなどの飲料専門店、という感じで分かれている。タイガービールを中瓶で買って、チャーハンを食べる。


タイガービールが6シンガポールドル、チャーハンは3ドルちょっと。ビールが高いね。

なんとなく汁ものも食べたくなり、ポークスープを別の店で頼みました。「ごはんもつける?」と聞かれたけど、さすがにスープだけにする。


野菜とか木の実とかがたっぷり入っていて、体によさそうです。

てなわけで今夜も食べ過ぎ・・・海外出張はどうしても食べ過ぎになっちゃうね。そういえばアメリカ留学から帰国された佳子さまもアメリカンフードの影響か、かなりふくよかになってお帰りでしたね。ふくよかになってもノーブルなオーラと可愛らしさが変わらないところがすごいと思ったけど。秋篠宮家の方々は自己プロデュースが本当に上手だから、たぶんきっちり引き締めてくるんだろうなぁ。私はそうはいかない凡人だから、日本に帰ったらちゃんと節制せねば。