神戸リゾートホテルで夏休み満喫

しばらく更新を怠っておりました。少し早目の夏休みをいただいて、兵庫に帰省しておりました。今までの夏休みとはちょっと違った過ごし方をしよう、ということで、まずは神戸のメリケンパークにある、メリケンパークオリエンタルホテルに宿を取る。アメリカ生活で覚えたのが、リゾートホテルでとにかくのんびり過ごす、という休暇の過ごし方。東京近辺のホテルでは結構いいお値段になってしまいますが、神戸あたりのホテルだと、いい感じに周辺が都会で、なおかつ値段もリーズナブル。神戸港を見渡すことができるオーシャンビューの部屋は開放感があってとても快適でした。


ホテルの部屋からの眺望

もう一つ、アメリカでニュージャージからタングルウッドまで車で往復できたんだから、と、神戸まで車で移動することにしました。新幹線で3人で行くより安上がり。渋滞は覚悟していたのだけど、下りも上りも全く渋滞に巻き込まれることなく、途中のサービスエリアでゆっくり昼食を食べたり、途中で女房と運転を代わったり、のんびりと移動。片道9時間くらいのドライブは思った以上に快適でした。土曜日の夜の帰り道では、所々で花火を見ることもできました。


浜名湖でお昼

神戸は、中学・高校の6年間通学した町なんですが、神戸の繁華街である三宮や元町あたりまで足を延ばすことはあまりなかったので、意外と町の中を知らないんです。今回、神戸といえば、ということで、三宮の山手側にある異人館を訪ねる。もともと洋館とかが大好きで、ニュージャージでもエジソンが住んでいた家を訪ねてわくわくしたりしていましたから、どの家も調度品や壁紙や高い天井とかを見ているだけで楽しい。風見鶏の館、萌黄の館、うろこの家、ベンの家、英国館、とまわりました。個人的にはうろこの家が充実していたけど、娘は剥製だらけのベンの家が気に入ったみたいです。


うろこの家全景

神戸といえば、中華街や洋食など、「食の街」という印象。神戸育ちの友人に女房が、「どの店がいい?」と聞いたら、「神戸は何を食べてもうまいです!」と断言されてきたのだけど、その言葉通り、何を食べてもおいしかったです。一日目の夜はホテルの中華レストラン「桃花春」で食べたのだけど、お料理もおいしいし、窓からの夜景も素敵。


レストランからの窓の景色

二日目の昼は、親戚が三田市でやっているしいたけランド「かさや」というところでお昼の野外バーベキュー。ここのしいたけは肉厚でとにかく美味しいです。


しいたけ大きいでしょ?

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野外バーベキュー場。林の中で気持ちいいです。

二日目の夜は、ホテルの隣にあるレンガ倉庫のレストラン「Central DeliGrill」でディナー。


明石鯛のグリル。おいしかったです。

三日目の昼は異人館の中にある「パラディ」という庭園レストランでお昼。偶然見つけたお店だったのですが、店構えもオシャレでお料理もおいしい。ドラマのロケ地にもなったお店だそうです。


パラディの店内。異人館もそうだけど、天井が高いのがいいですよね。


パラディのオードブル。とても手がかかっているのに、お値段は結構リーズナブルです。

三日目の夜は、オリエンタルホテルに横付けするクルーズ船、ルミナス神戸のクルーズディナーを楽しみました。瀬戸内海を明石大橋まで回ってくる2時間半ほどのクルーズ。


とにかく月がきれいでした。月と明石大橋

四日目は東京に帰る日だったのですけど、モザイクのカフェでチーズフォンデュランチを食べて、神戸の友達に薦められた、古い教会で営業しているフロインドリーブ、というパン屋さんでパンを買って帰る。帰宅してから食べたのだけど、このパンも本当に美味しかったです。


フロインドリーブ外観。建物周辺はパンのいい香りがします。

東京でも美味しいものはたくさんあるし、スカイツリーはじめ日本一のものがたくさんある素晴らしい街だとは思うけど、いいサービスを受けようと思うとそれなりのお金が必要だったりするし、東京の街中にリゾートの環境を作り出すこと自体が難しかったりする。神戸くらいの地方都市だと、六甲山の緑、神戸港の海、異人館などの街の雰囲気、物価、どれもバランスがよくて過ごしやすい。こういう地方都市の中に作られた人工的なリゾートでのんびりするってのが、我が家は本当に大好きです。怠け者ですみません。


スカイツリーもいいけど、ポートタワーもきれいだよー。