以前、この日記（http://d.hatena.ne.jp/singspieler/20070809）でも紹介した、西調布駅前の行きつけのお寿司屋「お魚旨屋さん」。先日久しぶりに行ってきました。珍しく３人連れのお客様が入っていて、大将が、「カウンターが埋まるなんて珍しいんだよ、本当にお客さんが少なくてさぁ」とぶつぶつ。日本橋の名店、吉野鮨で修業し、そののれん分けまでしてもらった大将の腕は確かで、ほかのお寿司屋さんでは中々味わえない本格的な江戸前寿司をいただくことができます。素材の旨みを存分に引き出したスモークサーモンや、デザートのような柔らかな味わいの卵焼き、安っぽい塩っ辛さの全くないあっさりしたイクラや、シンプルでパンチの利いたワサビ巻きなど、おいしくいただきました。
家内や娘もひいきにしているお店なので、お互い近況報告などしていると、以前大将が見に来てくれた、私の朗読劇の話になる。「あの朗読劇はよかったなぁ。人の声であんなに引き込まれると思わなかった」と、お褒めの言葉をいただいたけど、「でも見に来てくれるお客さんが少なくてねぇ」と愚痴。「Singさんも私も、いいもの持ってるんじゃないのかなぁ、と思うのに、お互いアピール下手だよねぇ。なんでお客さんが来ないのかねぇ」と最後はお互い愚痴を言い合ってしまいました。ほんとにいいお店なんで、西調布に来た時にはぜひ寄ってみてください。
