しんどい時には、楽しいことを考えよう

景気は悪くなるし、日本は迷走しているし、街を歩く若者は荒んでいくばかりで、なんだか気分も暗くなり、仕事は厳しく、中間管理職は上と下に挟まれて疲弊している毎日なんですが、そういうしんどい時には、極力楽しいことを考えよう、ということで、色々と楽しいことを並べてみようかな。
 
糸井さんの「ほぼ日」でやっていた、「ほぼ−1グランプリ」が滅法面白かったというので、女房が色々と説明してくれました。全然関係ないもの同士を比べて、どっちがいいか、投票で決めていく、というゲームで、例えば、「阪神 vs iPod」とか(さて、どっちが勝ったでしょう?)、「坂本竜馬 vs 生ビール」とか、なぞの対戦が続き、これがまた結構ネット上で盛り上がってしまったそうな。これを聞いた娘が、車での移動の最中のゲームとして、同じようなトーナメントゲームを考えました。最初は、似たもの同士、ということで、「子犬 vs 子豚」なんてのが戦うのだけど、トーナメントが進むにつれて、「黒 vs 夜」なんていう哲学的な対戦が現れてきたりする。なかなか楽しいゲームです。ちなみに、パパが先日やった時の優勝者は、「おにぎり」でした。
 
先週の野川公園でのバーベキューが滅法楽しかったので、23日、今度は会社の同僚を誘って、同じ野川公園にバーベキューに行く。天気が心配だったのだけど、とても好天に恵まれてポカポカと暖かく、またまた楽しい時間をすごすことができました。3家族でやったのだけど、どの家庭も一人娘で、9歳・8歳・5歳の娘たちがころころ一緒に遊んでいるのを見ているのが楽しかった。子供たちは、日が暮れそうになっても、「やだ、帰りたくない、まだ遊ぶ!」と元気に走り回っていました。女房の発案でガスコンロで作ったすいとんも、炭火の中に放り込んだ焼きイモもとっても美味しくできました。春になったらまた行きたいなぁ。
 
昨日は久しぶりに新宿オペレッタ劇場へ。今回は、新作を少しちりばめながら、以前のオペレッタ劇場でやったレパートリーを混ぜた構成。やっぱり一度上演したことのある曲っていうのは仕上がりが段違いにいいね。佐藤一昭先生の声がさらに若返っている感じで、すごいなぁ、と思った。北村哲朗先生の「ウィーンの恋の物語」も素晴らしかった。終演後、「あれを最後に持ってくるってのは酷だよねぇ」とおっしゃっていましたけど、疲れを感じさせない素晴らしい歌でしたよ。相変わらずの赤池優さんに悩殺されつつ、福留和大さんの軽やかさ、齊藤祐紀さんの明るさ、山田英津子さんの美しさを堪能。楽しみながらも、やっぱり歌は基礎力だなぁ、と思いながら聞く。チケットを確保してくださった児玉ゆかりさん、いつもながらのパワフルなピアノ、お疲れ様でした。
 
毎日毎日色々しんどいこともあるけれど、毎日毎日それなりに楽しいこともある。美味しいものを食べたり、素敵なものを見たり。そういう心地よい時間のことを、思い出の中心に据えて、過ごしていければいいよね。