死ぬかと思ったよ

レッスンを終えて、環八から自宅へ帰宅する途中に、台風さんがまともにぶつかってきました。台風の真っ只中で車を走らせる、というのは生まれて初めての経験でしたから、本当に怖かったです。環八は道路のはずだろう。川じゃないだろう。しかも、この川は激しく波打ってる。両脇の街路樹は弓なり。がっしりしたかなりの太い木のはずなのに、こんなにしなるのか。いつ倒れてくるか、木が木じゃない、なんて洒落てる場合じゃないぞ。砧公園のあたりはもう池。水しぶきをあげて、原付が走っていく。ほとんどサーフィン状態。

だからやめとけって言ったのに、という女房のセリフを思い出しながら、半べそかきながら時速30キロで環八を走る。時々、すごい勢いで追い越していくスポーツカーとかがいる。度胸があるのは分かったから、お願いだから勘弁して。しかし、ほんとに命の危険を感じると、何だか寒気がしてくるんですね。実際かなり涼しかったのは本当なんですけど、車内暖房をかけながら、それでもガタガタ震えながら運転しました。