ニューヨーク旅行その3

更新が例によって滞っております。今は23日のイベントに向けてひたすら準備中なんですが、とりあえず、先月のニューヨーク旅行の写真をアップしちゃいましょう。

我々が見たエフゲニーオネーギン、先日家族で川崎の映画館でこの公演のライブビューイングを見ました。あそこに座ってたんだよね、と思いながら見るライブビューイングってのは特別な感じがします。クビエチェンが一番かっこよかった一瞬をカメラが撮り損ねてて、その会場のどよめきを理解できる優越感を感じたり。スノッブな感想だけど、やっぱり舞台は生で観るのが一番。

エフゲニーオネーギンを観た後、夕食までの時間潰しに、リンカーンセンターの中の市立図書館で時間つぶし。ここはパフォーマンスアート専門の図書館で、家族3人で楽譜コーナーをうろつきました。女房も私も来たことがあったけど、娘は初めて。チェロを始めてから楽譜見てるだけで楽しいらしく、「ここだったら何時間でもいられるねぇ」と喜んでました。

夕食はヴォルフガングステーキハウスへ。食べやすい大きさに切ったステーキを出してくれます。


肉の国の肉はやっぱり美味しい。


店内はいつも賑わってます。

滞在三日目は、泊まったコンドミニアムの近くのハドソン川に停泊しているIntrad空母博物館へ。滞米中一度も行ったことがなかったので一度行ってみたかったのです。空母の艦内も見学でき、甲板には数多くの戦闘機やヘリ、ソ連製のミグ戦闘機まで展示されています。何というか、本物の凄み。


本物だよ。


戦闘機ずらり。


女房も興奮。


艦内では、かつての乗組員だったおじいちゃん達がボランティアで色々説明をしてくれます。

お目当ての一つは、ここで展示されているスペースシャトル。展示されているのは、スタートレックファンには涙なしには見られないあのエンタープライズ号。ひたすら興奮し始めるパパを、娘も女房も冷ややかに見ている。展示室内の短編映画のナレーションはレナード・ニモイだぜ!


おおお。


おおおおおおお。


この辺でやっと、娘と女房が、これってすごいのかも、と思ってくれた模様。

展示室内には、実際には宇宙に行くことはなかったこの実験機が、エンタープライズという名を得たいきさつや、スタートレックの俳優たちとの交流写真なども展示されています。ただただ感涙。


街に戻ってみれば、歩行者天国。日曜日は必ずどこかのアベニューで歩行者天国をやっている気がする。ちなみにこの写真の中にうちの女房がいるんですが、見つけられるかな?

昨年くらいからシティバンクが、クレジットカードで借りられるレンタサイクルのサービスを始めたらしく、街の至る所で、青い車止めにずらりと並んだレンタサイクルの列を見かけました。エコ意識の高まりもあり、自転車を使う人が結構増えているそうです。でもみんなまだ自転車走行のルールが身についていないし、そもそもルールを守る気のないニューヨーカーのサイクリストは結構危険。

セントラルパークで自転車を借りたのですが、そういう自転車人気もあってか、レンタサイクルの種類も増えている印象。セントラルパーク近辺は昔からレンタサイクルの客引きが多かったけどね。


自転車でパーク内をうらうらと走り、ボートハウスで一休み。

懐かしいチェルシーマーケットなどにも立ち寄って、この日はマンハッタンで一日過ごしました。まだまだ続くニューヨーク紀行、次回はニュージャージーに足を伸ばします。