近況報告

女房と娘がやってきて初めての週末。ここのところ震災関係の記事ばかり書いていたので、今日は、この日記本来の、近況報告やニュージャージー近辺の生活情報などを記載していこうと思います。

29日に女房と娘をニューアーク空港に迎えに行く。ニューアークに夕方に到着するContinental便は、日本を夕方に出てこちらに夕方に着くので、時間的に非常に余裕があって便利。日本への往路便もこちらを夕方発なのでありがたい。機内の映画も充実しているしね。問題は機内食だけなんだが、まぁ、パパは結構なんでもおいしく食べてしまうので、あまり気にしてません。女房と娘は、自分でパンとか持ち込もうか、と真剣に検討してましたけど。そんなにまずいかなぁ。ANAの機内食がおいしすぎるんだと思うけどねぇ。

晩御飯は、パパが週末の間に作っておいたビーフシチューを食べて、早めに就寝。翌日の午前中は、フォートリーのニッポンオートリースさんへ。パパが昨年4月にこちらに来た時、車の購入を手伝ってもらった会社です。ここで、パパが目をつけていたホンダシビックに試乗。

3月はやはり駐在員の方の帰国のシーズンなので、このオートリースさんがリースしている車が戻ってきており、それを販売してくれる、という話です。紹介してくれたシビックは、年式も新しいし、乗車マイル数もまだ3000マイル程度と新古車同様。車のサイズも状態もよく、値段もそこそこ手頃だったので、その場で購入を決めてしまう。

昨年4月にパパが決めたトヨタカムリは、普通にトヨタのディーラーさんの店頭で見つけたものだったんですが、車自体の状態はとてもいいのだけど、外装に小さな傷とかへこみが結構あったりしました。でも、今回のシビックは外装の状態もいい。3月、という時期がよかったね。仮プレートを出してくれて、すぐ車も引き渡してもらえる段取りになりました。

午後、日本人学校への入学のために、ニュージャージ州が定める健康診断の受診項目シートの記入のため、病院へ。家に一番近い、Edgewater Family Care Centerという病院に行こうとしたのだけど、電話してみると、水曜日は休診、土曜日も休診、と言われる。つい最近発行されたNYジャピオンの広告には、月曜から土曜日診察あり、って書いてあったんだけどなぁ。仕方ないので、電話で予約ができた、ご近所の日本人医師、T先生、という先生の所に行く。これが、おそらく70歳以上と思われるご高齢の先生で、補聴器を付けてらして、何度同じことを説明しても全く聞きとってくれない。体重測定をしてくれたんだけど、体重計の目盛りもまともに読めない。ツベルクリン反応についての同じ説明を10回くらいずっと繰り返す。どっちが患者なんだか分からない状態で、健康診断シートをなんとかこちらが手とり足とり指導しながら埋めてもらい、それで150ドル。米国の医療費は高いって聞いてたけど、それにしても・・・

まぁこうやって、自分たちの中でネガティブリストを作っていくしかないね、と、気をとりなおし、女房が以前からお気に入りだったCrate & Barrelに行く。17号線という幹線道路沿いに家具店が並んでおり、その中にCrate & Barrelがあります。以前にも書きましたが、ちょっと規模の大きいFran Franみたいな感じで、どの家具もお洒落。接客してくれたお姉さんは、「私はしばらく日本の港区に住んでたことがあるのよ。夫がJazzの仕事をしててね。日本のJazz演奏家とも結構知り合いになったわ」などと言いながら、「日本からは震災で逃げてきたの?」なんて聞かれる。いやいや、と話しながら、娘の部屋のベッド、キッチンに置く小さな丸テーブルなどを選ぶ。

翌日、パパは会社へ、女房と娘は、日本から届いた航空便の荷ほどきと、近所のFairway Marketに徒歩で買い物に。ミツワでもいろいろ買い物をしているのだけど、やはり地元の食材とかは地元のお店の方が安いしおいしい。その日の夕食はスペアリブでした。

4月1日にはシビックが届き、土曜日には初めて女房の運転でリバーロード沿いのターゲットへ。娘の部屋の照明やら、靴箱やらを購入。1年間、一人暮らしをしてきた家の中に、次第に物が増え、普通の家になりつつあります。日本と同じく、こちらでも新しい生活のスタートです。