米国の銀行口座のこと、生まれて初めてもらった小切手帳のこと

こちらに到着した日の午後、会社からもらった当座資金とサポートレター(この人はうちの会社の駐在員だよ、という証明書)を持って銀行へ。海外口座を開く。

米国の銀行の仕組みは日本とかなり違います。口座は二種類あり、当座預金口座(Check Account)と、貯蓄預金口座(Saving Account)の二種類。デビッドカードや小切手などの出入金はCheck Accountから行われますが、Check Accountでは利子がつきません。貯蓄預金口座では利子がつく。

その場で、簡易のデビッドカード、というのを発行してもらう。デビッドカードでの支払機はすごく普及していて、タクシーでも街中のスーパーでもどこでもデビッドカードで払えます。スリットに磁気部分を通して、タッチペンで液晶画面にサインをすると、当座預金から翌月お金が落ちる。一括払い専門のクレジットカードみたいな感じ。

米国のクレジットカード、というのは、本当に信用取引用のカード、という感じです。なので、過去、別のクレジットカード会社で継続して引き落としがされていた、という証明書(過去の利用明細など)がないと、クレジットカードは発行してもらえません。

1週間ほどして、小切手帳とデビッドカードの正規版が送付されてくる。生まれて初めて持った小切手帳。どう使うのか、ぜんぜん見当がつかない・・・勉強することはいっぱいあるよ。