最近の活動状況

色々とインプットやアウトプットは続いているのですが、バタバタしているうちにどんどん時が過ぎてしまい、なかなか日記に書けません。最近は、ツイッターとかいう「つぶやきブログ」みたいなのもあるようなんですけど、そういう新しいものに手を出している心の余裕もない。とりあえず、最近のインプット・アウトプットを羅列してみます。

・娘のピアノコンクールは、全国大会に向けての本選が始まりました。千葉で受験したのですが、数十人の受験者に対して合格者は2名だけ。さすがに予選より全然関門が高くて、競争率がまるで違う。予選での娘の曲は、「大雷雨」と「バラード」だったのだけど、本選は、「バラード」と「空気の精」というブルクミュラーの曲。今度受験予定の本選は東京大会。参加者も多いから、中々高得点は出せないかもしれないけど、自分の納得できる演奏になるように頑張ろうね、という話をしています。娘もずっと気にしているらしく、学校の図書館で見つけてきて借りてきた本が、メアリ・ド・モーガンの「風の妖精たち」。風の妖精に踊りを教わったリュシラのように、軽やかに楽しく弾けるといいね。

・今週末のCCF合唱祭のステマネを仰せつかって、スライドの段取りなど、色々と準備を進めています。全部で7つの団体が参加する大イベント。しっかりサポートできるかどうか、不安も募りますが、ガレリア座から2人の強力助っ人をお願いして、なんとか力を合わせて務め上げたいと思っています。

・女房は、1月に府中で上演される「アドリアーナ・ルクブルール」に出演が決まり、週1回くらいの割合で稽古に出かけています。指導者もとても素敵な方々、共演者も実力者ぞろいで、とてもやりがいがあるとのこと。イタリア語歌唱が課題みたいで、指揮者の先生に、「フランス語の癖がついてますね」と言われてしまったんだって。最近、「美しきエレーヌ」「ファウスト」と、フランス語の演目が続いたからねぇ。

北村薫さんが直木賞を受賞されたおかげで、近所の書店でも北村薫さんの文庫本が並ぶようになり、片っ端から購入しております。「瑠璃の天」「六の宮の姫君」「朝霧」・・・「瑠璃の天」「六の宮の姫君」を読了して、現在「朝霧」を読み進めています。やっぱり素敵だなぁ、と思う。こんな文章が書けたらいいなぁ。

・本屋さんに行くと余計なものを買ってしまう、というのは癖になっていて、ディアゴスティーニが出しているDVDシリーズの「魔笛」を思わず買ってしまう。ついでに、というかなんというか、脇にあった、東宝特撮シリーズの第一号「ゴジラ」を購入してしまう。当然のごとく、帰宅後すぐに見てしまう。娘も女房も呆れ果てている。あのなぁ、1954年版ゴジラは、日本映画が世界に誇る名作なんだぞ。ぶつぶつ。

・週末ぼんやりテレビをつけていたら、やってましたねぇ、NHK合唱コンクール。偶然つけたら、長野の中学校が、「ラプソディ・イン・チカマツ」をやっていて、思わず女房と正座して聞いてしまう。正行先生が亡くなった直後の全国大会で、大久保混声合唱団が金賞を取った曲。女房が聞きながら、「大久保の演奏を聞き込んでるなぁ」とつぶやく。楽譜に指示のないリタルダントとか、大久保混声が無意識にやった部分まで再現されている箇所があるんだって。思わず、本家の大久保の演奏録音を聞きなおしてしまう。いつ聞いても、身震いが出てくるほどすごい、伝説的演奏。

・日曜日は、ガレリア座のKくんとUちゃんの結婚披露パーティに出席。ガレリア座の余興の時間のMCを頼まれて、昔懐かしい「料理の鉄人」の鹿賀丈史風に進めようとしたのだけど、噛みまくるわ、久しぶりに本気で歌って喉は嗄れるわ、途中で進行を忘れるわ、なんだか散々の出来でした。一応お客様には喜んでいただけたようでよかったんですけど、Kくん、Uちゃん、ただの酔っ払いがガナリたててるみたいになっちゃって、ごめんね。

・お休みの月曜日、プリンターの補充インクだのなんだのをまとめて買いに、娘と二人で新宿へ。ブラームスの「ドイツレクイエム」をなんだか無性に聞きたくなって、南口のタワーレコードに行く。レコード屋に行くと余計なものを買ってしまう、というのも癖になっていて、娘のコンクール曲の「空気の精」が入ったCDと、ディアゴスティーニのオペラDVDシリーズの「椿姫」と「蝶々夫人」を買ってしまった。ゲオルギューのヴィオレッタと聞けば欲しいし、ゼフィレッリ演出の蝶々さん、と聞けば欲しくなるじゃないか。脇で売ってたネトレプコとビリャソンが出ている「ボエーム」の映画版ってのは全然食指が動かなかったけどさ。それにしても久しぶりに聞いてみれば、「ドイツレクイエム」ってのはむちゃくちゃいい曲だなぁ。
 
他にも、ガレリア座のHPを更新したり(「モンマルトルのすみれ」の舞台写真をいっぱいアップしたので、是非ご覧になってみてくださいね)、色々活動はしているのですが、しばらく歌を歌っていないのがちょっと悲しくて、どこかで歌を歌う機会はないかなぁ、なんて合唱団を探し始めたりしています。あれもこれも、とあんまり欲張らない方がいいんだけど、でもうずうずと湧き上がってくる表現欲が、なかなか抑えられないんだよねぇ。本屋やレコード屋で余計なものを買ってしまうのと同じようなものだろうか。