馬鹿笑い

殺伐としたニュースも多いですし、色々と舞台を重ねると、「ああすればよかった」「こうすればよかった」と反省やら後悔やらで、眉間に皺も寄りがちです。こういう時には笑っちゃおう、ということで、最近馬鹿笑いしたことを3件。
 
・「xxxxに毛が…」

蔵こんの打ち上げで、花巻温泉でみんなで夜通しだべっていた時。バリトン歌手の中西勝之さんが、クラシックの名曲に歌詞をつけて歌にした、「うたクラ」、というCD付き本の出版に関わった話が話題になりました。「そういえば、オケの人って、クラシックの曲に日本語つけることあるよねぇ」という話になり、女房が以前からネットなどで見つけてきたネタをいくつか披露していて、みんなしてケラケラ笑っておりました。

チャイコフスキー「悲愴」の「ふられ〜て〜 ふられ〜て〜 し〜に〜そ〜お〜」「ふられ〜て ふられちゃって もういやもうだめもういやもうだめ…」

ベートーベン「田園」の「うらのはたけはクソだ〜ら〜け〜 ふんだらどうじゃ ふんだらどうじゃ」

ボロディンイーゴリ公」の「だったんじん〜 おふく〜ろは だったんじん〜 おやじ〜は にっぽんじん〜 いもう〜とは ハーフ〜」

極めつけは、ある中学のブラスバンド部で、「くるみ割り人形」の「行進曲」を取り上げた話。指導した先生が、

「そこはもっとピアニッシモで、でも、喜びに満ちた感じなんだよ。だからさぁ、すごく嬉しくて、でも大きな声じゃ言えなくて、ニカニカしながら、小声で嬉しそうにささやくんだよ。こんな感じだよ!」と言って、

「○○たまに 毛が はえた〜 きん○○に 毛が はえた〜」

とやったら、無茶苦茶いい音が出た、という話。全員笑い転げていたら、ヴァイオリンのUさんがあの可愛い声で、

「その、『き○○まに 毛が はえた』っての、友達に広めてもいいですか?」

とそのものずばりに口に出されて、全員衝撃でのた打ち回っておりました。Uちゃん、侮りがたし。
 
・「いー・えぬ・でぃー・おー!!」

先日、都心に向けて車を走らせておりましたら、信号で隣に止まったトラックの荷台の後ろに、綺麗な明朝体の大きな文字で、

「株式会社イー・エヌ・ディー・オー」

と書かれておりました。黒々と立派に書かれている。背筋を伸ばして、「イー・エヌ・ディー・オー!!」と朝礼で声を揃えて言う感じである。そういえば、昔、「ヤング、オーオー!」っていう番組があったな。年がばれるな。

助手席の女房に向かって、「イー・エヌ・ディー・オーって、何の略かねぇ」と呟きましたら、

「E、N、D、O…って、遠藤ですね」

と女房がつぶやいて、思わずコケる。「株式会社 遠藤」、じゃダメだったのかぁ?!
 
・「ほたる」

最後は娘ネタ。
昨晩、「さぁ、お風呂に入るぞぉ」と、娘と二人して、豪快に服を脱いでスッポンポンになって、「あ、二階にパジャマ忘れた!」とそのまま階段を駆け上がって寝室に。階段をスッポンポンで下りていったら、階段の途中で同じくスッポンポンになった娘が、お尻のところに麦わら帽子を当てて、肩越しにこっちを見ながら、

「ほたる」

と呟きました。パパはスッポンポンのまま爆死。
 
…ちょっとお行儀の悪いネタでした。すみません。