年中行事

一昨日が、我々夫婦の結婚記念日。去年の日記にも書きましたが、毎年恒例の、都ホテル東京に一泊してまいりました。昨日は1日お休みで、北の丸公園の中にある、「科学技術館」に遊びに行く。5歳の娘よりも、パパママの方が興奮して楽しんでいたかもしれない。のんびりした休日でした。

白金台にある都ホテル東京は、去年の日記で、「なんだか昔のおっとりした雰囲気がなくなっちゃったなぁ」と嘆く文章を書いたと思います。それでも、自分たちが結婚式を挙げたホテルですから、やっぱり毎年ここに泊まろう、ということで、今年も行ってきました。

行ってみると、去年と随分たたずまいが変わっていてびっくり。駐車場が改装されて、本館との連絡通路が出来ていたり、地下の店舗が大幅に入れ替わっていたり。でも結果として、ホテル全体の雰囲気が統一されて、なんだか落ち着いてきた感じがしました。昔の「和洋折衷」の感じから、スマートな洋風テイストに統一されてきた感じ。それが寂しい、という部分もないわけじゃないけれど、ホテルとしてのたたずまいは、ごちゃごちゃ感がなくなってすっきりして、確実にいい雰囲気になっていました。

こうやって、毎年同じ年中行事を続けていると、ホテルのサービスの質が、景気の状況なんかを微妙に反映して変化していく様子が見えて面白い。おととしあたりまで、ホテルに集っているお客様の数があんまり多くなくて、なんだか寂しい感じがありました。昨年は、日記にも書きましたが、なんだか殺気だったお客様が多くて、営業戦略を変えたのかなぁ、という気がした。

今年は、集っているお客様の数がとても多くて、しかもそんなに殺気だってない。ゆったりとホテルの滞在を楽しんでいる感じのするお客様が多い気がしました。景気がある程度安定してきた証拠でしょうかね。繁盛しているせいか、毎年恒例にしている中華レストランの「四川」は満席で、和食レストランの「三玄」というお店で夕食をいただいたのですけど、会席料理がすごくおいしくて、女房・娘ともども大満足でした。

翌日、「科学技術館」に行く。天気予報が雨だったので、ネットで、雨の日の子連れの遊び場、ということで検索したら、ここが出てきたのです。想像以上に面白い施設でした。人間がまるごとすっぽり包まれてしまうシャボン玉のコーナーや、一抱えくらいもある大きな鉄球を、てこや滑車などを使って決まったルートで移動させていく部屋など、娘も走り回って遊んでいました。また大きくなったら行こうねぇ。

去年は東京タワーに家族で行ったし、今年は「科学技術館」。東京の子供遊び場めぐりを毎年している感じです。来年は、はとバスにでも乗るかな。