時間が過ぎるのが早い!

なんてこった。もうすぐ12月じゃないか。年が明けたらついに40歳だよ。恐ろしいことだねぇ。全然自覚がないよ。

昨夜も、職場の仲間と飲みに行って、「最近時間が流れるのが早いんですよねぇ」という話をしていました。すると、上司曰く。「子供ができると、自分の時間がなくなるからね」。

独身の頃、というのは、自分で自由にできる時間がたっぷりあったから、1日1日の長さをそれなりに実感することができた。結婚すると、相手の時間に合わせることで、自分の時間が多少は占有されるようになる。それでも、お互いがお互いの時間を尊重することで、自分の時間を確保することはできた。

でも、子供、というのはそうはいかない。子供の時間は、親の時間を削り取ることで成立している。夫婦の会話にも割り込んでくる。のんびりゴロ寝していると登ってくる。一緒に遊ぼうと引っ張る。見たいビデオがあっても見られない。子供が寝てから、自分の時間を確保しよう、なんて思っても、自分も会社があるから、中々夜更かしもできない。かくして、お父さんの平日の夜の時間は、殆どが子供の時間に侵略されてしまうのです。

自分の時間が減少すると、1日1日の密度がやけに希薄になります。あっという間に日々が過ぎていってしまう。焦りもあるんですが、諦めもある。何より、子供というのはやたらに可愛いものですから、一緒に過ごす時間はそれなりに楽しい。

かくして、飛ぶように過ぎる時間を茫然と眺めながら、オジサンは40代に突入していくのです。こわいよー。