わぁ、忙しいぞ & 秋の香り

なんだか今日は忙しい。長雨は続くし、鬱陶しいし、日記のネタもないんです。ほんとは、最近身辺で結構話題が盛り上がっている「セクシャル・マイノリティ」について書こうかな、なんて思ったんだけど、かなりナイーブな話なのと、書き始めると相当ディープな話になってしまいそうで、ヤメにしました。ちなみに私はマイノリティと誤解されることが多いんですけど、マジョリティです。美しいものは何でも好きですけど、女性が主に好きです。いや、女性が好きです。はい。こういうことを言うから誤解されるんだな。冗談ですからね。冗談。

ここ数日、雨と一緒に、町の中にキンモクセイの香りが漂うようになりましたね。秋が来たなぁ、と実感する香り。キンモクセイというのは、桜の香り版、という気がします。香りの振りまき方が傍若無人である。とにかく扉をあけると、さぁっと香ってくる。桜よりひどいかもしれない。桜なら、花が咲いていないところに逃げればいいのだけど、キンモクセイの香りはどこまでも追ってくる。キンモクセイの香りの嫌いな人がいたら、この時期はつらいだろうなぁ。

咲くときにはぱぁっと咲いて、散るときにもあっという間、というのも桜に似てますね。個人的には、キンモクセイの香りは嫌いではありません。秋の寂しさと相まって、なんだか切ない記憶と結びついた香り。

そういえば、今年のノーベル賞は、人間の嗅覚についての研究成果に与えられたそうですけど、いかに映画やTVや音楽の記録技術が高度になっても、嗅覚だけは、ビビッドに伝える媒体が出てきませんね。せいぜい、「ページのここをこすってね」というやつくらい。バーチャルリアリティがどれだけ生活に侵入してきたとしても、嗅覚と味覚の伝達だけは、最後まで残る課題になるのかもしれないなぁ。

とりとめなし。さて、仕事に戻ろう。