緊張してきたぞ

週末、一人芝居の最終練習でした。土曜日はGP。ところが、受付担当のひーこちゃんが来てくれて張り切ってしまったせいか、またどんよりした作りになってしまった。声が遠くに飛ばせなくなってしまったんですね。目の前のひーこちゃんに伝えよう、という意識が強すぎたのかなぁ。可愛い子には弱いもんなぁ。段取りも間違えまくるし、セリフも噛むし、散々でした。
でも、ひーこちゃんのアドバイスもあり、日曜日の練習では、もっと楽器の扱いについての意識を高めることと、声を遠くに飛ばすこと、遠くにちゃんとアピールすること、を意識しました。かなり充実した練習になったと思います。さて、あとはいつもの、通勤電車の中での自習だよ。
今朝も、通勤電車の中で、GPの録音MDを聞いてきたのですが、どうにも声が上ずっていて、全然「いい声」が出ていない。これじゃぁまずい。緊張してたせいかなぁ。ちゃんとお腹で支えたいい声が出ると、コントラバスが共鳴して鳴るんです。こういう感覚で声が出るといいんですがねぇ。
こうやって本番が近づいてくると、段々緊張してきます。こればっかりはどうしようもないんだけど、緊張することで怖いのは、声に影響することです。今回の場合、特に、発声にすごく意識を置かないといけないお芝居なので、緊張して声がうわずり、支えがなくなってしまうと、ほんとにまずい。とにかく、前日・当日の仕込みの間に、緊張を放出しておかないと・・・
本番前には、一度、とにかく緊張して緊張して、いてもたってもいられない状態になる・・・というのが、私のいつものパターンです。緊張は突然やってきます。普通に仕事をしている最中に、突然、アドレナリンがぶわっと出て、急に心拍数があがって、膝が笑い出したりします。今日なんか、もう時々笑うしかないくらいに緊張してます。わはははは。膝と一緒に大笑い。がははははは。
そうやってじたばたしているうちに、もう「なるようになるさ」という開き直りの境地が来ます。これが来るまで、ひたすらじたばたするしかない。先日は、芝居の最中にセリフが飛んでしまって、立ち往生している夢をみました。な、なんて分かりやすいんだ。
折角ここまでじっくり煮詰めてきたお芝居なんだから、本当に、上滑りにならないで、きちんと演じないとね。ひーこちゃんも手伝ってくれるんだから、頑張るぞ。