ミャンマーにいます

ミャンマーにいます。久しぶりの東南アジア出張で、東南アジアってこんな感じだったなぁ、と思い出しているところ。コンセントの形状が違うのを忘れてアダプターを忘れたり、いろいろとドジを踏んでおりますが、なんとか元気にやってます。ヤンゴンの街は想像していたよりずっと都会。会議が開催されているホテルも素晴らしく豪華で、食事その他のサービスもとても立派です。下手なアメリカのホテルなんかよりよっぽど素晴らしい。

ホテル近辺はヤンゴン市内でも国際化された高級住宅地らしく、ホテルの裏にはミャンマーInternational School、なんてのもある。このエリアだけを見てこの国を判断しちゃいけないんだろうけど、軍事政権、というだけで色眼鏡で見るのも違うと思う。国の印象を語ることって難しいのだけど、一つだけ確実に思ったことは、東京の街の清潔さは道の清潔さだな、と。

ホテルの前の道はとても広くて交通量も多いのですけど、埃っぽくて汚いし、とにかく排気ガスの匂いがひどくて、しばらく歩いていると頭が痛くなりそうになります。東京の街が清潔に見えるのは、道の美化が徹底されていて、舗装環境が非常によいことと、車の排気ガス規制が厳しくて、排気ガスのにおいがほとんどしないことが、すごく大きな要因なんじゃないかな、と改めて思う。

日本の道路行政についてはいろんな批判がありますけど、外国の道路を見ていると、これも日本が誇るべき文化の一つのような気がします。過剰な部分は削らないといけないかもしれんけど、守らないといけない最低限のライン、というのをあまり引き下げない方がいいんじゃないかなぁ、と、埃を上げて走り去るトラックの脇を息を止めて歩きながら思ったりします。

ミャンマー紀行はまた別の機会に詳しくレポートしようと思います。ではまた。