あけましておめでとうございます。ということで2018年振り返り

あけましておめでとうございます。2019年が始まりましたね~。20年前には世界が終わるはずだったのに、20年間もご苦労様でございます。これからも引き続き、色々すったもんだあっても、なんとか乗り切って前に進めるといいなぁ。

お年始は毎年、花巻温泉に集まって、のんびり過ごして、着物着てお正月気分を味わう、というのが恒例行事になっており、今年も同じように過ごしました。毎年の恒例行事が変わらず続く幸せ。

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なぜか男らしく自撮りをする娘と、ふにゃふにゃした母。

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そして花巻温泉あんぱんを食らう悪魔、じゃなくて父。

毎年お年始のこの日記の投稿では、その前年を振り返ったりしていますが、恒例行事を変わらず続ける幸せ、ということで、今年も、2018年を振り返りたいと思います。

家族のイベントという意味では、やっぱり娘の大学進学が一番のイベントでした。縁があって入団させていただけたワグネル・ソサィエティー・オーケストラの活動を中心に、娘の日常もずいぶん変化があって、高校の頃の活動よりもぐんとスケールアップした忙しい日々を送っているようです。今年の3月にはサントリーホール定期演奏会サントリーホールで毎年演奏会やってる学生オケって、何者さ。

女房のオペラ歌手としての活動も、これまでの活動がさらにレベルアップした感覚がありました。ほぼ毎年のように参加させていただいている室内歌劇場のせんがわ劇場シリーズでは、「天国と地獄」で初のプリマをいただき、常連として参加させていただいているシャンソン・フランセーズでもトリの大曲をもらい、浅草オペラのシリーズは南会津や大阪にまで展開。そして最大の挑戦が、「コシ・ファン・トゥッテ」のフィオデルリージ。2019年も、ポーランド語のオペラや、アメリカ歌曲の大曲など、さらに挑戦の場を広げていく予定。

そうやってスケールアップしている家族を尻目に、私自身は、といえば、サロンコンサートをやったり、ガレリア座の二公演に参加したり、麗鳴の30周年記念演奏会に参加したり、と、いつものように充実した舞台活動をこなしたんですが、一方で、なんとなく自分の年齢を意識する場面が増えた気がしていて、そろそろ、やりたいことは今のうちにやっておかないと、という焦りが出てきていたりします。そんな焦りもあって、サロンコンサートのシリーズでは、ずっとやりたかった「仮面舞踏会」のレナートを歌ってみたりしたんですが、2019年は、無謀かもしれないけど今のうちにやっておかないと・・・という企画を準備中。また詳細は別途宣伝しますね。

先日誕生日を迎えて、私も54歳。家族に、「54歳の抱負は?」と聞かれて、「やりたいことをやりたいようにやる」と答えました。背伸びかもしれないけど、今からどんどん手が届く範囲が狭くなってくるかもしれないし、まだ手の届くうちに、やれることをやらないと。そんな焦りの中で、ひょっとしたら全然違う地平が見えてくるかもしれないし。そんな思いで、この2019年を過ごしていきたいと思います。今年もよろしくお願いいたします。