2018年度の麻生真彩が本当にいい感じになってきたんだけど

2018年度のさくら学院は、なんといっても麻生真彩の年で、それは彼女が生徒会長ではなくトーク委員長に選ばれ、会場からの応援の拍手が鳴りやまなかった時から始まっている。歴代のトーク委員長と比べても、杉崎寧々に匹敵するか凌駕するほどに、場の空気や流れを自分でコントロールできる支配力とカリスマ性、中元すず香を彷彿とさせる弾けたダンス。そしてなんといってもその歌唱のパワフルさ。個人的には、「My Road」の「返す言葉の棘」の最後の母音のロングトーンのパワーに圧倒されて、今年のMy Roadでこのパートを誰が歌っているのか気になってしょうがないんだけど。

 

そんな麻生真彩が、年度冒頭に迷走したのも当然のことで、毎回のFresh マンデーで、今まで真っ先に挙手していた彼女が、後輩たちの後ろに回ろうと一生懸命周囲を見回している姿が、健気でもあり、どこか無理しているような感覚もあった。そのちぐはぐさをなんとかほぐそうとして、森先生企画のヒゲダンスが大コケしたあと、麻生さんはFreshの現場が怖くなってしまったんじゃないか、と心配していたりしたんだけど、あの伝説の一人回、「ぼっちでマンデー」で、他に気を遣うことなく自分の力をのびのび発揮できて、それからすっかりいい感じになってきていて、本当に安心して見られるようになってきた。もともと後輩への目配りも十分できる人だし、後輩たちの信頼感が画面から漂ってきて、麻生さんがいる回の安定感が素晴らしい。

 

と、麻生さんに注目していたら、最近、新谷会長のポジションの絶妙さもいいなぁ、と。新谷会長はボケのポジションなんだけど、どこかで常にほんわかした優しい存在感で、引っ張る麻生さんと、後ろからメンバーを優しく見守っている新谷さん、という関係性が見えていて、あのホラー回の最後に見せた新谷さんの涙とか、こちらが本当に癒される雰囲気を作ってくれる。この二人のバランスが本当にいい。

 

2018年度はとにかくライブの回数が少なくて、それが結構心配なような、ひょっとして卒業公演の一部地方公演のためにその前の公演回数を抑制しているのかな、と思ったり。学院祭は1日公演、ということなんで、ライブビューイング狙いで行こうと思っています。中2の四人もいい感じだし、転校生も個性的だし、小6の2人も成長著しいし、やっぱり追いかけ甲斐のあるアイドルなんだよねぇ。まじはまっとる。