あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。色々あった2014年、この日記での情報発信ペースがちょっと落ちてきていて、楽しみにしてくださっている方々には申し訳ない限りです。2015年はもう少し発信頻度を高めていければ、と言いつつ、とりあえず、毎年年末年始にやっている、一年を振り返っての総括から、始めてみたいと思います。

2014年、娘のオケピットデビューになった、ガレリア座の「シカゴ大公令嬢」や、女房のいくつかのオペラ公演、歌曲演奏会、私の合唱団活動など、例によって盛り沢山な一年だったのですが、あえて総括すれば、自分のやりたいことと、それを定期的に発表できる場がうまく噛み合ってきた一年だった気がしています。

私自身のことでいうと、一つの舞台を演出・構成していくこと、歌を歌うこと、朗読やナレーションと言った演技表現、という3つのフィールドでの活動を続けていきたい、と思っていて、それぞれにきちんと発表の場を持てれば、と思っていました。GAG公演、というのは夫婦で舞台を作っていく場でもあり、朗読芝居という演技表現を作り上げることができる場でもあるのですが、2014年の最大の収穫は、なんと言っても、このGAG公演の常箱にできる素晴らしい会場、渋谷のラトリエに出会えたこと。実は次回公演の企画も日程もすでに固めつつあり、具体的には今年の夏から秋くらいにお知らせできるかな〜と思っています。お楽しみに!

一方で、所属している合唱団麗鳴では、前回の演奏会に引き続き、2月の演奏会で、演出付きの舞台を作るお手伝いをさせていただいていて、歌う場と共に、一つの舞台を作り上げる技術を磨く場も与えてもらっています。いろんなワガママに我慢強く付き合ってくださる団員さんたちには申し訳ないですが、少しでも充実感のある舞台になればな、と思います。2月の演奏会、また宣伝させていただきます!

12月の頭に開催したサロンコンサート、というのも、自分的には一つのエポックになった気がしています。なかなか上達しないクラシック歌唱ですが、以前から、きちんとレッスンを受け、定期的に発表していく場を作り、自分の歌唱技術を鍛錬していかねば、と思っていました。幸い、賛同してくれる仲間と、マエストローラ音楽院という場を得て、初めて自己企画での「椿姫」ハイライトコンサートを開催することができました。作り上げたパフォーマンスは決して満足できるものではありませんでしたが、これからも定期的にこういう場を持つことで、自分の歌唱力を磨いていく場にできたら、と思っています。

娘も、学校の音楽部での活動とガレリア座を自分のチェロの発表の場に定めて、女房も、東京シティオペラと東京室内歌劇場を活動の柱に据え、様々な舞台を経験した2014年。2015年は、そこから派生したいくつかのチャンネルを経て、さらに内容の濃い表現の場に挑戦していければ、と思っています。すでに具体的なお話もチラチラ出てきているのですが、そのあたりはまた別の機会に宣伝させていただきます。今年も家族三人、一人でも多くのお客様に充実した時間を届けられるよう、研鑽を重ねてまいります。今年も何卒よろしくお願い申し上げます。