年末年始のあれこれ その2

1日の夜、義兄と入れ替わりで到着した義姉の一家と合流。従兄弟たちに振袖姿をお披露目したら、お着物から普段着に着替えて、マージャンをやったり百人一首をやったり、と、お年始らしいお遊び。明けて2日には、家族3人して、花巻の稲荷神社に初もうで。雪はしんしんと降り続いて、あたりは真っ白な雪景色。


川端康成の世界ですね。今日の写真はこういう白いのが多いです。

歩いて数百メートルの距離なんですが、雪に慣れない娘は2どほどすっ転びました。なぜか雪国育ちの女房も一度転んでしまったがこれはなぜだ。

たどりついた稲荷神社も雪に埋もれていました。冷たいお手水を使って、一年の家内安全を祈る。


こういう時、鳥居の赤っていうのは本当にきれいに映えますね。

花巻市内に買い物がてら、市内の神社にも初詣。雪はさらに激しくなってきますが、温泉街よりも市街地の雪の方が少し重たい感じがする。


花巻市内。この道を地元の子供たちは駆け回っておりました。なぜ転ばないのだろう。


家の庭の松もこんな感じです。なんだか同じような写真ばっかりですみません。


雪景色の中、晴れ着で初詣にいらしているご家族もいました。雪景色っていうのはこういう原色の柄を際立たせるよね。

翌3日に花巻を出て、東京に戻ってくる。1月3日は私の誕生日。48歳の年男です。次の年男は還暦だよ、なんて思うと、なんだかぞっとしますねー。気分的にはまだまだ若造の気分が抜けないんですが。


誕生日ケーキでお祝いしてもらいました。

4日には出社して、5日の土曜日には大國魂神社に初もうで。大國魂神社のお参りの楽しみは、何と言っても屋台村。長い参道を埋め創る屋台と、その時々のB級グルメの数々が毎年楽しみ。昔はあまり見なかった食べ物や、え、と思うものもある。アユの塩焼き、なんてのもここでしか見ないなぁ。ケバブサンド、なんてのは昔はなかったよね。ラーメンバーガーってのは今年初めてみた。


大賑わいです。

今年初めて見たのだけど、花巻温泉売店でもみかけた、「せんべい汁」というのがありました。あっさり出汁にもちっとしたせんべいと、たっぷりの野菜で美味しい。


来るたび、さすがに元国府、と思います。立派な建物ですよねー。

さて、この年末年始の最大のイベント、というのが、娘のチェロ購入でした。学校の音楽部に入ってチェロを始めた娘は、以前から自分のチェロが欲しい、と言い続けていました。今年のお年玉としてチェロ購入を決める。武蔵小金井にある宮地楽器に行きました。娘の学校に宮地楽器が入っているのと、家に一番近い弦楽器専門店、ということで行ったのですが、ここの宮地楽器はいいですね。楽譜も充実しているし、ピアノ・弦楽器・管楽器のそれぞれの店舗が集まっていて、全部そろう感じがいい。

色んな楽器を試奏させてもらって、パパママは初めて娘がチェロを弾いているのを見ました。楽器は明らかに音が値段と比例するから、いいお値段の楽器はやっぱりいい音がする。楽器屋さんに行く醍醐味は、お店の人には悪いけど、まずは予算を気にしないで、いいお値段のいい楽器を触らせてもらうこと。140万円以上する猪子宏明さんのチェロを少し触らせてもらって、その音の深みを味わう。いい楽器は本当にいい倍音が鳴りますね。娘はピグマリウスという、初心者用だけど優しい音のするチェロを選びました。3月には定期演奏会。先輩から、「まだまだ頑張らないとかなりやばいねー」と言われているので、学校だけじゃなく家でもしっかり練習しないとね。


我が家にやってきたチェロの「わんこくん」です。1月5日にやってきたので。娘のいい相棒になってやってください。