色んなことをリセットしています

日本に戻ってきて、新しい職場の仕事を勉強している最中なのだけど、勉強中と言いながらも業務はどんどん進んでおり、毎日ばたばたと過ごしています。日記の更新も滞りがちですが、元気に過ごしていますのでご安心を。

米国の家を守っている女房と娘の方も元気に過ごしているようで、この週末はNJ日本人学校で、「メープル祭」というイベントがある。日本でいうところの文化祭みたいなものですね。初等部はライオンキング(のパロディー劇?)をやる、とのことで、娘もテレながらセリフの練習に励んでいるそうな。

日本に戻ってきて、米国でいろいろと買い揃えた家具などを日本にも持ってきたいねぇ、ということで、思い切っていろんなものを整理していこうとしています。娘の子供のころのぬいぐるみやおもちゃなんかも思い切って処分したり、パパの録りためたビデオテープなんかも思い切ってごっそり捨ててしまったり。そうやって身軽になっていかないと、2つの家に大きく広げてしまった家財道具が整理しきれない。

米国赴任前、日本でいろいろ続けてきた活動を一旦全てリセットして渡米したのですが、日本に戻ったからといって、そのすべてを再開する、というのもちょっと違うだろう、と思っています。仕事も忙しい、というのもそうですが、米国に行って、公私ともども、自分のできている部分、できていない部分、というのがはっきり見えた気がしています。歌唱技術一つとってみても、出来ている部分もあるけど、決定的に足りていない部分もある。自分に足りない部分をしっかり補うために必要な活動はなんだろう、ということを考えて、自分なりに取捨選択していかないといけない。

色んなことを以前の状態に原状復帰するのじゃなくて、しっかり目標を見据えた形でリセットして考えないと、と思っています。まだ自分の目標とするところが公私ともによく見えていないこともあって、しばらく試行錯誤が続くかな、という気もしますが、まずは身の回りをきれいに整理して、スタートラインから始めないと、と思っています。

こういう時、英語にはいい表現があって、「from scratch」というんですね。ランナーが走り始める時に、地面に足で線を書く、この地面上のひっかき傷=スタートラインから始める、という意味で、「一から始める」と言いたい時にしょっちゅう使う表現です。我々家族の日本での生活も、まさに「from scratch」。いいレースになるように、きちんと目標を明確にしていかないと。